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J-GLOBAL ID：201702228706151285   整理番号：17A0625502

カスケード型向流ミキサーセトラーを用いる2-エチルヘキシルホスホン酸モノ-2-エチルヘキシルエステルによるコバルトおよびニッケルの分離

Separation of Cobalt and Nickel with 2-Ethylhexyl Phosphonic Acid Mono-2-Ethylhexyl Ester Using a Countercurrent Mixer-Settler Cascade

著者 (4件)： WATARI Teppei (Univ. Kitakyushu, Kitakyushu, JPN) ,  TAKASE Daiki (Univ. Kitakyushu, Kitakyushu, JPN) ,  NISHIHAMA Syouhei (Univ. Kitakyushu, Kitakyushu, JPN) ,  YOSHIZUKA Kazuharu (Univ. Kitakyushu, Kitakyushu, JPN)
資料名： Solvent Extraction Research and Development, Japan  (Solvent Extraction Research and Development, Japan)
巻： 24  ページ： 131-140  発行年： 2017年05月01日 
JST資料番号： L3207A  ISSN： 1341-7215  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： コバルトとニッケルの分離を,抽出剤として2-エチルヘキシルホスホン酸モノ-2-エチルヘキシルエステルを用いる,4段階カスケード型向流ミキサーセトラーを用い検討した。抽出平衡処方を高負荷率まで確立し,抽出定数を単一金属系および二元金属系の両方についてバッチ抽出システムに基づき決定した。次いでコバルトとニッケルの分離を,4段階カスケード型向流ミキサーセトラーを用い実施した。コバルトの選択的抽出を1段階抽出により達成したが,このときニッケルの少量も抽出してきた。有機溶液中のニッケルを,金属類を含む溶液を用い洗浄することにより除去できたが,このときコバルトの回収量も減少した。カスケード型向流ミキサーセトラーを用いるときの金属の濃度プロファイルを,決定済み抽出平衡処方および物質収支に基づいて計算したが,このとき特に第4段階時のpHが高いと計算結果は放散した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *コバルト化合物 ,  金属イオン ,  *ニッケル化合物 ,  *抽剤 ,  *抽出平衡 ,  向流分配 ,  液液抽出
準シソーラス用語： コバルトイオン ,  ニッケルイオン

分類 (2件)： 抽出  (CC01040H) ,  抽出平衡,分配平衡  (CB03030H)

物質索引 (1件)： 2-エチルヘキシルホスホン酸2-エチルヘキシル

タイトルに関連する用語 (5件)： カスケード ,  向流 ,  ヘキシルホスホン酸 ,  コバルト ,  ニッケル