文献

J-GLOBAL ID：201702228724804714   整理番号：17A1188369

治療介入の選択に特に焦点を当てた知的障害を有する患者における心因性非てんかん発作【Powered by NICT】

Psychogenic non-epileptic seizure in patients with intellectual disability with special focus on choice of therapeutic intervention

著者 (5件)： Kanemoto Kousuke (Neuropsychiatric Department, Aichi Medical University, Japan) ,  Goji Hiroko (Neuropsychiatric Department, Aichi Medical University, Japan) ,  Tadokoro Yukari (Neuropsychiatric Department, Aichi Medical University, Japan) ,  Kato Etsushi (Neuropsychiatric Department, Aichi Medical University, Japan) ,  Oshima Tomohiro (Neuropsychiatric Department, Aichi Medical University, Japan)
資料名： Seizure: European Journal of Epilepsy  (Seizure: European Journal of Epilepsy)
巻： 45  ページ： 2-6  発行年： 2017年 
JST資料番号： W3277A  ISSN： 1059-1311  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 心因性非てんかん発作(PNES)の治療を探るが大きく知的障害(ID)患者の大きなサブグループを無視した多くの研究が存在する。本研究では,短い紹介鎖を有する日本の都市中心で治療されているID PNES患者における治療的介入の効果と優先モードを実証することを試みた。例図で遡及的にID(ID群)とID(非ID群)のない106PNES患者46PNES患者を検討した。基本人口統計学的および臨床データを調べることに加えて,異なる治療介入の効果はID群でPNES攻撃の減少または消失の関数として調べた。初診だけでなくPNES開始時の年齢はIDの若い非ID群(t=2.651,p<0.009,t=3.528,p<0.001)。最後の訪問でPNES自由比は非ID群(カイ二乗=3.455;P=0.063)で高い傾向にあった。精神病はID群(カイ二乗=13.443;P=0.001)でより頻繁に遭遇した。認知療法と薬物治療的アプローチが両群で均一に分布したが,非ID群(15%)(カイ二乗=14.299;P=0.001)と比較して,環境調整はしばしばID群(44%)に導入した。短毎週訪問サービスもID(35%)無しのそれらよりもID(54%)患者より頻繁に利用されている(カイ二乗=5.021,p<0.025)。このかなりの患者サブグループにおける最適治療法は将来の前向き研究の対象とすべきである。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 認知行動療法 ,  前向きコホート研究 ,  *治療法 ,  薬物療法 ,  日本 ,  *知能障害 ,  環境管理 ,  都市 ,  精神病 ,  *患者
準シソーラス用語： 面会 ,  初診 ,  臨床データ ,  人口統計学 ,  *心因性非てんかん発作 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： PNES ,  知的障害 ,  環境調整 ,  短い紹介鎖

分類 (2件)： 生体計測  (EL03020C) ,  精神障害  (GR03000A)

タイトルに関連する用語 (5件)： 治療 ,  焦点 ,  知的障害 ,  患者 ,  心因性非てんかん発作