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J-GLOBAL ID:201702228760960175   整理番号:17A0492664

Pt/α-MoC触媒を用いて水とメタノールから低温で水素を生成する

Low-temperature hydrogen production from water and methanol using Pt/α-MoC catalysts
著者 (17件):
資料名:
巻: 544  号: 7648  ページ: 80-83  発行年: 2017年04月06日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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水素で動作する固体高分子膜型燃料電池(PEMFC)は,さまざまな用途向けの魅力的な代替電源である。使用前の安全な貯蔵と輸送を確保する方法の1つは,安定な液体から必要な水素をin situで放出させることである。この点で,メタノールの使用は特に興味深い。メタノールは安価な上,自らを水で改質して18.8wt%という高い重量密度で水素を放出できるからである。しかし,従来のメタノール水蒸気改質は比較的高温(200~350°C)で行われるため,自動車用や携帯機器用のPEMFCへの応用では,メタノールの水相改質(APRM)に重点が置かれてきた。この方法は必要なエネルギーが少なく,より小型で単純なデバイス設計でPEMFCスタックへの直接一体化が可能になる。しかし,依然として高効率APRM触媒が必要とされている。今回我々は,α-炭化モリブデン(α-MoC)の表面に原子レベルで分散させた白金(Pt)によって,APRMによる低温(150~190°C)での塩基を必要としない水素生成が可能になることを報告する。平均ターンオーバー頻度は,1時間につき白金1モル当たり水素1万8046モルに達した。我々は,これまで報告された低温APRM触媒をはるかに超える今回の非常に優れた水素生成が,水の解離を誘発するα-MoCの傑出した能力と,白金とα-MoCが相乗的に働いてメタノールを活性化し改質するという事実とに起因すると考える。Copyright Nature Japan KK 2017
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分類 (3件):
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気体燃料の製造  ,  燃料電池  ,  貴金属触媒 
物質索引 (1件):
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