文献
J-GLOBAL ID:201702228760986068   整理番号:17A0025211

各種加圧二酸化炭素含有率条件下での圧力及び圧力循環が海水中のEnterococcus sp.殺菌に与える影響

Effects of pressure and pressure cycling on disinfection of Enterococcus sp. in seawater using pressurized carbon dioxide with different content rates
著者 (10件):
資料名:
巻: 51  号: 11-12  ページ: 930-937  発行年: 2016年10月 
JST資料番号: A0036A  ISSN: 1093-4529  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
殺菌副産物を生成しない水処理用の殺菌技術への関心が高まっている。本研究では,海水殺菌用に液膜形成装置を1.0MPa以下の圧力で使用した結果を報告した。Enterococcus sp.(ATCC202155)の加圧二酸化炭素(CO<sub>2</sub>)に対する感度を,各種の圧力循環,圧力,作動体積比(WVR)及びCO<sub>2</sub>含有率条件下で検討した。圧力循環の頻度及び水準がEnterococcus sp.不活性化増進に与える重要な影響を明らかにした。諸結果から,圧力循環/不活性化効率(P値<0.001)間に強い相関を認めた。線形回帰モデル解析の結果,本モデルによって,(25%CO<sub>2</sub>+75%N<sub>2</sub>),(50%CO<sub>2</sub>+50%N<sub>2</sub>)及び100%CO<sub>2</sub>の不活性化効率が,それぞれ,93%,85%及び89%であることを明らかにした。本予測値は,実験結果との整合を示した(P値<0.05)。同一処理条件下(圧力=0.9MPa,ΔP=0.14MPあ,70%WVR及び20±1°C)で,加圧CO<sub>2</sub>(純度100%)を用いた処理は,20分で,70サイクル後,Enterococcus sp.の完全不活性化5.2logをもたらした。加圧CO<sub>2</sub>によるEnterococcus sp.の不活性化は,一次反応速度式に従った。0.9MPaでの加圧CO<sub>2</sub>(純度100%)により,D値(最大k値)が誘導され,この値は,3.85分(0.5988min<sup>-1</sup>),R<sup>2</sup>>0.95)で得られた。以上の諸知見は,水殺菌における最近の新課題に対して,加圧CO<sub>2</sub>の高度殺菌性能に対応する有効手法を提供することができると考えられる。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
用水の化学的処理  ,  下水,廃水の化学的処理  ,  微生物に対する影響  ,  海洋汚濁  ,  その他の汚染原因物質 

前のページに戻る