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J-GLOBAL ID:201702228793187968   整理番号:17A1828943

Nilaparvata lugens Stal(半翅類:ウンカ科)に対するイネの抵抗性におけるアブシジン酸とその関与により調節されるイネのカロース沈着の機構【Powered by NICT】

Mechanisms of callose deposition in rice regulated by exogenous abscisic acid and its involvement in rice resistance to Nilaparvata lugens Stal (Hemiptera: Delphacidae)
著者 (6件):
資料名:
巻: 73  号: 12  ページ: 2559-2568  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0146B  ISSN: 1526-498X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:カロースはβ-1,3-グルカナーゼとシンターゼによる制御された植物細胞壁多糖類である。アブシジン酸(ABA)は,重要な植物ホルモンである。外因性ABAは害虫に対するイネの耐性を促進する。外因性ABAはトビイロウンカ(Nilaparvata lugens Stal;BPH)給餌後のイネ収量の低下を減らすことができるかどうかは重要な問題であるが,ABAにより誘導されるイネの耐性の背後にあるメカニズムは不明のままである。【結果】電子浸透グラフ(EPG)記録は,トビイロウンカに対するイネの耐性の有意な増加を示し,B PH卵の数は,外因性ABAの適用により有意に減少した。ABAの濃度が増加するにつれて,イネ収率の低下はB PH摂食後に有意に減少した。更なる研究は,β-1,3-グルカナーゼ活性は有意に低かったが,シンターゼ活性は対照よりもABA処理後高いことを示した。【結論】著者らの結果は,外因性ABAはβ-1,3-グルカナーゼと誘導シンターゼ活性を抑制し,カロース沈着を促進することを示した。これは師管液を摂取からBPHを防止する重要な防御機構である。これらの研究は,ABA処理後の害虫抵抗性機構に対する支持を提供し,他の吸汁性害虫の総合管理のための参照を提供する。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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昆虫・ダニによる植物被害  ,  害虫に対する農薬  ,  稲作 

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