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J-GLOBAL ID：201702228825791396   整理番号：17A0879952

水系チタン化合物を使用した熱水プロセスにおけるチタン酸バリウムナノブロックの核形成と成長機構

Nucleation and Growth Mechanism of Barium Titanate Nanoblocks in Hydrothermal Process Using Aqueous Titanium Compound

著者 (2件)： MA Qiang (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Nagoya, JPN) ,  KATO Kazumi (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Nagoya, JPN)
資料名： Crystal Growth & Design  (Crystal Growth & Design)
巻： 17  号： 5  ページ： 2507-2512  発行年： 2017年05月 
JST資料番号： W1323A  ISSN： 1528-7483  CODEN： CGDEFU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： チタン酸バリウム(BT)ナノブロックを水熱合成すると同時に,ナノブロックの成長機構の解析を試みた。前駆体反応液中の変化を追跡するのに適した試料採取装置を使用し,核形成および熟成過程にある反応液を分析した。BT核の成長はTiに基づくゲル内で進行し,隣接核との間に配向性のある付着が認められた。単分散BTナノブロックの成長には,Ostwald熟成が関与していた。オレイン酸アニオンのキレート効果は[100]結晶ファセットで同じではなかった。BTナノブロックの凝集がTiゲル内で起こり,高結晶化構造のメソクラスタが形成される。独特の連結構造により,ナノブロックの高エネルギー結晶ファセットの融合,あるいは除去が起こる。これらクラスタは多孔性構造であり,BTナノ結晶はエネルギー関連分野へも適用できる。

シソーラス用語： *チタン酸バリウム ,  *水熱合成 ,  ナノ構造 ,  *核形成 ,  機構 ,  前駆体 ,  Ostwald成長 ,  *結晶成長 ,  試料採取器 ,  配向 ,  反応中間体 ,  モルフォロジー ,  表面構造 ,  キレート化 ,  ファセット ,  多孔性 ,  不飽和脂肪酸 ,  オレフィン化合物
準シソーラス用語： *ナノブロック ,  Ostwald熟成 ,  成長機構 ,  表面モルフォロジー

分類 (3件)： 塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  酸化物の結晶成長  (BK13050I) ,  固体デバイス材料  (NC03020K)

物質索引 (1件)： オレイン酸

タイトルに関連する用語 (6件)： 水系 ,  チタン化合物 ,  熱水プロセス ,  チタン酸バリウム ,  核形成 ,  成長