文献

J-GLOBAL ID：201702228840645855   整理番号：17A1190654

破裂動脈瘤のコイリング後の再発の可能性減少に関連する加齢【Powered by NICT】

Increased Age Associated with Reduced Likelihood of Recurrence After Coiling of Ruptured Aneurysms

著者 (3件)： Rinaldo Lorenzo (Department of Neurosurgery, Mayo Clinic, Rochester, Minnesota, USA) ,  Lanzino Giuseppe (Department of Neurosurgery, Mayo Clinic, Rochester, Minnesota, USA) ,  Lanzino Giuseppe (Department of Neurointerventional Radiology, Mayo Clinic, Rochester, Minnesota, USA)
資料名： World Neurosurgery  (World Neurosurgery)
巻： 100  ページ： 381-387  発行年： 2017年 
JST資料番号： A1144A  ISSN： 1878-8750  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 血管内コイル塞栓術後の破裂動脈瘤の再発の可能性に対する患者の年齢の影響は十分に理解されていない。著者らの目的は,若齢および高齢患者間のコイリング後の動脈瘤再発の発生率を比較することであった。を血管内コイリングで治療した破裂頭蓋内動脈瘤を有する当院を受診した患者の後向きコホート研究を行った。最初のフォローアップ血管造影で実施した3aまたは3bの修正Raymond Roy分類(MRRC)グレードとして定義した動脈瘤再発。患者は若齢および老齢患者群に二分,患者と65歳以上の高齢者に分類した。患者年齢との関係,動脈りゅう再発の可能性は,多変量ロジスティック回帰分析を用いて調べた。解析のためのこの研究の包含基準に合致した156例で,そのうちの37(23.7%)であった以上65歳であった。高齢患者は動脈瘤再発(27.0%対42.9%,それぞれ;P=0.085)を経験するまたは動脈瘤再治療を受ける可能性が低かった(18.9%対37.0%,P=0.041)。多変量解析では,治療時の喫煙状態,動脈瘤サイズ,コイル塞栓術比,およびMRRC学年を調整した後,高齢者が独立して動脈瘤再発のリスク低下(オッズ比,0.33;95%信頼区間,0.11 0.92;P=0.034)と関連していた。著者らの結果は,高齢者は血管内コイル塞栓術後の動脈瘤再発のリスクの減少を与え,コイリングは破裂動脈瘤の高齢患者における初回療法を考慮すべきであることのさらなる証拠を与える可能性があることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 後向きコホート研究 ,  喫煙 ,  血管造影 ,  血管 ,  コイル塞栓術 ,  *動脈瘤 ,  多変量解析 ,  脳動脈瘤 ,  患者 ,  老人 ,  *再発
準シソーラス用語： 転帰 ,  オッズ比 ,  発生率 ,  *破裂動脈瘤 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： キーワード高齢者 ,  動脈瘤性クモ膜下出血 ,  血管内技術 ,  転帰

分類 (2件)： 循環系の診断  (GJ02000V) ,  生体計測  (EL03020C)

タイトルに関連する用語 (5件)： 破裂動脈瘤 ,  コイ ,  再発 ,  可能性 ,  加齢