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J-GLOBAL ID：201702228888266121   整理番号：17A0635404

点加熱で誘発されたLTS/HTSテープについての一般化熱弾性に基づくクエンチ発生と伝搬との理論的見積り

Theoretical estimation of quench occurrence and propagation based on generalized thermoelasticity for LTS/HTS tapes triggered by a spot heater

著者 (3件)： TONG Yujin (Lanzhou Univ., Lanzhou, CHN) ,  GUAN Mingzhi (Inst. of Modern Physics, Chinese Acad. of Sci., Lanzhou, CHN) ,  WANG Xingzhe (Lanzhou Univ., Lanzhou, CHN)
資料名： Superconductor Science and Technology  (Superconductor Science and Technology)
巻： 30  号： 4  ページ： 045002,1-11  発行年： 2017年04月 
JST資料番号： T0607A  ISSN： 0953-2048  CODEN： SUSTEF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 早期のクエンチの検出と適切な時期の保護とは,超伝導機構の設計と安全な運転にとって重要である。本研究では,低温超伝導と高温超伝導(LTS/HTS)との混成テープの熱的特性と機械的挙動を扱う。緩和時間を含む動的な熱弾性モデルを展開する。有限要素法を用いて,動的な熱伝導と弾性平衡との結合した微分方程式を解く。その結果,熱弾性挙動が超伝導体のクエンチ挙動に深くかかわっていることが示される。クエンチが生ずると,熱弾性歪み速度は明らかなジャンプを示す。そのようなジャンプはクエンチ発生の評価と検出の手段となる。LTS/HTSテープにおける常伝導領域伝搬速度が臨界温度と熱弾性歪み速度から予測され,LTSテープにおけるWilson公式による評価結果,もしくは,HTSテープにおける実験結果と良く一致する。熱伝導の緩和時間と熱弾性結合の,熱分布および歪み形状への影響を詳細に議論する。

シソーラス用語： *クエンチ ,  *高温超伝導体 ,  *超伝導体 ,  *混合物 ,  電気保護 ,  検出 ,  *テープ ,  *熱弾性 ,  伝搬 ,  分布
準シソーラス用語： *低温超伝導体 ,  クエンチ保護 ,  超伝導テープ ,  熱分布

分類 (1件)： 超伝導体の物性一般  (BM04021A)

タイトルに関連する用語 (9件)： 点 ,  誘発 ,  HTS ,  テープ ,  一般化熱弾性 ,  クエンチ ,  伝搬 ,  理論 ,  見積り