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J-GLOBAL ID:201702228903630134   整理番号:17A1497300

ラットにおける腎虚血/再灌流障害を防止し,酸化窒素関与によるアリピプラゾール【Powered by NICT】

Aripiprazole prevents renal ischemia/reperfusion injury in rats, probably through nitric oxide involvement
著者 (3件):
資料名:
巻: 813  ページ: 17-23  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0841A  ISSN: 0014-2999  CODEN: EJPHAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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腎臓虚血/再潅流(I/R)損傷である罹患率と死亡率に強く関係している。酸化ストレス,炎症,及びアポトーシスは,腎I/R後の腎機能障害において重要な役割を果たしている。アリピプラゾールは,統合失調症および双極性障害の治療に使用される,非定型抗精神病薬である。最近の研究は,特定の抗炎症効果を示すとしてアリピプラゾールを報告した。腎虚血-再潅流の基礎となる機構は,腎保護効果は,アリピプラゾールとみられるように予測できるかもしれない。I/R損傷は腎茎(45min)後に再潅流(24時間)の両側クランピングにより誘導された。アリピプラゾール仲介腎保護(nephroprotection)の機構は,アリピプラゾールおよびL-NAME(非選択的一酸化窒素シンターゼ阻害剤)の併用により検討した。動物は,アリピプラゾール(2.5,510及び20mg/kg)を腹腔内投与,虚血前に30分であった。L-NAMEはアリピプラゾール注入前に投与した。血清クレアチニンおよび血中尿素窒素は24時間の再潅流後に評価した。マロンジアルデヒド(MDA),TNF-αおよびIL-1βの血清レベルは,アリピプラゾールで処理したラットで測定した。壊死の程度はステレオロジー法により測定した。虚血/再潅流は有意な腎機能障害および顕著な腎障害を引き起こした。アリピプラゾールはクレアチニンおよび血中尿素窒素を減少させた。MDA,IL-1βおよびTNF-αの血清レベルは,アリピプラゾール群で有意に低かった。アリピプラゾール治療も腎臓壊死の体積を減少させた。L-NAMEの投与は,BUN,クレアチニンに対するアリピプラゾールの腎保護効果を逆転させたが,アリピプラゾールの抗壊死効果を増強した。結果は,アリピプラゾールの単回投与は虚血/再潅流障害後の腎機能を有意に改善することを示した,一酸化窒素の関与。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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循環系の基礎医学  ,  酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究  ,  消化器の基礎医学 
タイトルに関連する用語 (5件):
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