文献

J-GLOBAL ID：201702228922452498   整理番号：17A0928346

粘土媒介その場還元による剥離モンモリロナイト上に分散させたナノ構造化AgCl/Ag光触媒の一段階作製

One-step preparation of nanostructured AgCl/Ag photocatalyst dispersed on exfoliated montmorillonite by clay-mediated in situ reduction

著者 (6件)： WU Jianning (Shihezi Univ., Xinjiang, CHN) ,  ZHANG Xiaoyuan (Shihezi Univ., Xinjiang, CHN) ,  LIU Chang (Shihezi Univ., Xinjiang, CHN) ,  MENG Guihua (Shihezi Univ., Xinjiang, CHN) ,  GUO Xuhong (Shihezi Univ., Xinjiang, CHN) ,  LIU Zhiyong (Shihezi Univ., Xinjiang, CHN)
資料名： Applied Physics. A. Materials Science & Processing  (Applied Physics. A. Materials Science & Processing)
巻： 123  号： 6  ページ： 447.1-447.9  発行年： 2017年06月 
JST資料番号： D0256C  ISSN： 0947-8396  CODEN： APHYCC  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 剥離モンモリロナイト上に担持されたAgCl/Agナノ粒子を作製し,その光触媒活性を調べた。粘土質の有機化モンモリロナイト(OMMT)の懸濁水にAgNO₃溶液を加えて撹拌し,更にNaCl溶液を加えて撹拌すると,薄層が剥離して膨張したOMMT上に分散されたAgCl/Agナノ粒子ができた。この際にOMMTは一部のAg⁺をAg⁰へ還元する還元剤として,また生成ナノ粒子の安定剤として作用する。OMMTの基本間隔が大きいため,生成ナノ粒子は広い表面積を曝す。この性質と表面プラズモン共鳴効果を通じた光生成電子正孔分離のため,AgCl/Ag/OMMTナノ複合体は高い光触媒活性を示す。可視光照射下でのメチレンブルーの光劣化によりこの活性を調べ,20分以内に劣化が殆ど終了することを示した。その光触媒機構についても議論した。

シソーラス用語： *塩化銀 ,  *銀 ,  *ナノ複合材料 ,  ナノ粒子 ,  *モンモリロナイト ,  *層間剥離 ,  *粘土 ,  還元剤 ,  安定剤 ,  *触媒活性 ,  表面積 ,  *表面プラズモン ,  プラズマ共鳴 ,  電子正孔対 ,  *光触媒 ,  光触媒反応 ,  *接触分解 ,  廃水処理 ,  担持触媒 ,  可視光 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族アミン ,  スルホニウム ,  硫黄複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  第三アミン
準シソーラス用語： *有機化モンモリロナイト ,  *剥離膨張 ,  *光触媒活性 ,  光触媒分解

分類 (4件)： 光化学一般  (CB08010U) ,  下水,廃水の化学的処理  (SC03050W) ,  固体プラズマ  (BM02160W) ,  光化学反応  (CB08020F)

物質索引 (1件)： メチレンブルー

タイトルに関連する用語 (9件)： 粘土 ,  その場還元 ,  モンモリロナイト ,  ナノ構造 ,  AgCl ,  Ag ,  光触媒 ,  段階 ,  作製