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J-GLOBAL ID:201702228952160069   整理番号:17A0598875

逆構造型有機太陽電池におけるカソード中間層としての電解質:バイアス依存性能におよぼすカチオンの影響

Electrolytes as Cathode Interlayers in Inverted Organic Solar Cells: Influence of the Cations on Bias-Dependent Performance
著者 (7件):
資料名:
巻:号:ページ: 8426-8431  発行年: 2017年03月08日 
JST資料番号: W2329A  ISSN: 1944-8244  CODEN: AAMICK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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有機太陽電池(OSC)が盛んに研究されている。OSCの性能をより向上させるためには,界面エネルギー障壁を低下させ,電荷抽出を容易にするようにカソードの仕事関数を調節できる有機界面物質の開発が有効である。エデト酸塩電解質を用いたOSCの性能が外部バイアスに依存する現象は,イオンが関係すると考えられている。本研究では,この電解質イオンとバイアス依存性との関係を明らかにするために,4種類の異なるカチオンを含むエデト酸カソード中間層,(EDTA-X,X=nH(4-n)Na),を逆構造型有機太陽電池に導入し,光電性能を調べた。その結果,H+イオンの数が増すにしたがって,電力変換効率(PCE)は減少し,バイアス依存性は増大することがわかった。EDTA-4HのPCE増強は53.4%に達した。インピーダンス分光と容量電圧特性の結果から,外部バイアスによって界面再結合は著しく抑制されることがわかった。これらの結果は,外部電場下でのイオン運動,特にH+の運動がバイアス依存性を引き起こす主因であることを示している。
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分類 (1件):
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太陽電池 
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