抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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「ひろしまの知の拠点再生プロジェクト」を推進していく中で,エネルギー環境政策にマッチアップしたエネルギーの有効利用が,プロジェクトの中核いに位置付けられた。スマートコミュニティの構築を行うことになり,建物群の一括受電及び中圧ガス引き込みによる都市ガス利用,ガスコジェネレーションシステム(CGS),ガスヒートポンプをはじめとした省エネ機器の導入,タウンマネジメント組織を中核にした事業運営体制が,基本骨子となっており,システム構成と導入効果は次のとおりである;(1)エネルギーシステム:電力と天然ガスをベストミックスさせることにより,人と環境にやさしく,災害に強い街づくりを目指している。また,BOS機能付CGS(35kW)を熱負荷が高い2施設(ケアハウス)に設置している。(2)エネルギー管理システム(EMS):電気,ガスを一元管理するEMSを導入し,見える化を実現した。(3)CGS:CGSで発電した電力を一括受電設備と連携させることにより,エリア全体の電力ピークカットを実現している。また,BOS機能付CGSを導入しているので,非常用電源としても利用可能である。(4)省エネ機器利用:業務用空調にはガスヒートポンプエアコンを中心に利用し,二酸化炭素排出量削減はもとより,エリア内の節電にも寄与する。