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J-GLOBAL ID:201702229011144642   整理番号:17A0301245

翼二形性トビイロウンカ(Nilaparvata lugens)におけるクリプトクローム遺伝子の分子特性化,組織と発育発現プロファイル【Powered by NICT】

Molecular characterization, tissue and developmental expression profiles of cryptochrome genes in wing dimorphic brown planthoppers, Nilaparvata lugens
著者 (8件):
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巻: 23  号:ページ: 805-818  発行年: 2016年 
JST資料番号: C2835A  ISSN: 1672-9609  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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クリプトクローム(CRY)は青色光および紫外光光受容体,概日リズムと昆虫の光依存性磁気感度において重要な役割を果たすことが知られている。トビイロウンカandwereからクローン化した二種の新規クリプトクロームgeneswereはNlcry1とNlcry2の名称を与え,GenBankに登録番号KM108578とKM108579であった。Nlcry1とNlcry2の相補的DNA配列は長さが1935bpと2463bpであり,62.53kDa及び70.60kDaの予測分子量を,542と623のアミノ酸をコードする1629bpと1872bpのオープンリーディングフレームを含んでいた。DNAフォトリアーゼとFAD結合VIIドメインのような十分保存されたモチーフはNlcry1とNlcry2で観察された。系統解析は,昆虫のクリプトクロム1とクリプトクローム2にクラスター化し,それぞれにNlcry1とNlcry2の蛋白質を示した。定量的ポリメラーゼ連鎖反応はトビイロウンカの頭部におけるメッセンジャーRNA(mRNA)発現の概日振動したNlcry1のための温和,Nlcry2の適度なことを示した。全発育段階を通して,Nlcry1とNlcry2は極端な変動と特徴的な発現プロファイルを示した。クリプトクロームmRNA発現は羽化後すぐにピークに達し,その後減少した。新たに出現したトビイロウンカ成虫の組織発現プロファイルは胸部または腹部より頭部にCRYの高い発現レベルと同様に,短翅型株のヘッドよりも長し株のヘッドのCRYの有意に高いレベルを示した。総合すれば,本研究の結果は,トビイロウンカの二クリプトクローム遺伝子は発達生理と移動と関連する可能性があることを示唆した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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動物生理一般  ,  遺伝子発現 

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