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J-GLOBAL ID：201702229041553073   整理番号：17A1607109

高炉スラグの鉛除去能に与えるpHの影響

Influence of pH on Lead Removal Ability of Blast Furnace Slag

著者 (4件)： 土手裕 (宮崎大) ,  上杉大樹 (宮崎大) ,  上杉大樹 (志多組) ,  関戸知雄 (宮崎大)
資料名： 宮崎大学工学部紀要(Web)  (Memoirs of Faculty of Engineering, University of Miyazaki (Web))
号： 46  ページ： 13-18 (WEB ONLY)  発行年： 2017年07月31日 
JST資料番号： U0521A  ISSN： 0540-4924  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・本研究では,高炉スラグを中間覆土として用いて,処分場廃止後に焼却飛灰から溶出する鉛を埋立層内の中間覆土で吸収し,固定化することを目的に,高炉スラグの鉛吸着に対するpHの影響を検討。
・焼却飛灰の埋立層内のpHを想定し,pH8~13の条件下,スラグ(未洗浄,洗浄)による鉛溶解液(蒸留水)からの鉛吸着実験を行い,更に,実際の飛灰溶出液からの同様の実験を行い,その吸着剤としての適用性を検討。
・その結果,未洗浄高炉スラグを使用した場合はpH11で鉛吸着量は最大値を示し,中間覆土のスラグを使用した場合でも十分な吸着性能が期待できること,および鉛吸着メカニズムはイオン交換による吸着であることが判明。
・更に,実際の飛灰溶出液からの鉛吸着量は,蒸留水の場合のそれより小さく,飛灰から溶出した陽イオンが鉛吸着を阻害している可能性があることが判明。

シソーラス用語： *高炉スラグ ,  *産業廃棄物 ,  *用途開発 ,  フライアッシュ ,  最終処分場 ,  地中処分 ,  *鉛 ,  *吸着 ,  pH依存性 ,  *除去 ,  イオン交換 ,  吸着等温式 ,  *吸着剤
準シソーラス用語： 一般廃棄物 ,  *鉛除去 ,  焼却飛灰 ,  埋立処分

分類 (2件)： 廃棄物処理  (WA01085U) ,  吸着剤  (YB03000W)

タイトルに関連する用語 (4件)： 高炉スラグ ,  鉛 ,  除去能 ,  pH