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J-GLOBAL ID:201702229059774373   整理番号:17A1022106

バキュロウイルス出芽ウイルスエンベロープ粒子間の膜融合と組換え膜蛋白質の取込のための液滴移動法を用いて発生させた巨大リポソーム【Powered by NICT】

Membrane fusion between baculovirus budded virus-enveloped particles and giant liposomes generated using a droplet-transfer method for the incorporation of recombinant membrane proteins
著者 (5件):
資料名:
巻: 155  ページ: 248-256  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0541A  ISSN: 0927-7765  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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巨大プロテオリポソームは生化学的及び生物物理学的研究における人工細胞膜として有用で一般的であり,それらの調製のための種々の方法が報告されている。ここでは,i)液滴移動法を用いて発生させたことを細胞サイズの脂質ベシクル(巨大単ラメラ小胞GUV),脂質単分子層で覆った油中水型マイクロエマルション液滴は油/水界面と相互作用する閉鎖二分子層ベシクルを形成する,2)それらのエンベロープに対する組換え膜貫通蛋白質を発現するバキュロウイルス(Autographa californica核多角体ウイルス)の出芽ウイルス(BV)の組み合わせを含む新規調製法を提示した。ウイルスエンベロープの融合糖蛋白質GP64は弱い酸により活性化され,リポソームとの膜融合を引き起こすと考えられている。共焦点レーザ走査顕微鏡(CLSM)を用いて,オクタデシルローダミンB塩化物(R18)標識野生型BVと融合した単一巨大リポソームは捕捉された可溶性化合物(カルセイン)の中程度の漏れと包絡線,融合プロファイルは,外部溶液のpHに依存することが観察された:膜融合はpH~4 5で起こった。組換え膜貫通蛋白質,赤色蛍光蛋白質(RFP)標識GPCR(副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン受容体1,CRHR1)とエンベロープ蛋白質GP64は,pH値の減少と個々の巨大リポソームの膜中に挿入される部分的にできることを示した,それらの周囲に観察されるいくつかの固定蛍光スポットであった。この組み合わせは,所望の膜と内部相を含む巨大プロテオリポソームを調製するための有用である可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
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生体膜一般  ,  蛋白質・ペプチド一般 

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