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J-GLOBAL ID：201702229064521500   整理番号：17A0337572

量子化学計算(QCC)による水和中のアラニンオリゴマの立体配座解析

Conformational analyses for alanine oligomer during hydration by quantum chemical calculation (QCC)

著者 (3件)： KOBAYASHI Minoru (Tokyo Univ. Agriculture and Technol., Tokyo, JPN) ,  SIM Jae Ho (Halla Univ., Wonju, KOR) ,  SATO Hisaya (Tokyo Univ. Agriculture and Technol., Tokyo, JPN)
資料名： Polymer Bulletin  (Polymer Bulletin)
巻： 74  号： 3  ページ： 657-670  発行年： 2017年03月 
JST資料番号： H0465B  ISSN： 0170-0839  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水和したオリゴペプチドの構造の研究は,蛋白質が水中に存在して働き,その構造が活性や機能に関係するので,重要である。水和したl-アラニン五量体の構造および会合エネルギーを密度汎関数理論[B3YP/6-31G(d,p)]法を用いた量子化学計算によって計算した。気相の計算で収束した三種類の安定した配座異性体(β-延長:t-/t+,PP_II-様:g-/g+,αヘリックス:g-/g-)に水を付加すると,PP_II様およびαヘリックス配座異性体中のCO-HNの分子内水素結合の間に挿入され,β延長配座異性体中のCO基に結合した。PP_II様配座異性体が,無水物状態で最も安定であり,また,水和物状態においても最も安定であることを見出した。

シソーラス用語： 多量体 ,  *密度汎関数法 ,  *ヘリックス構造 ,  会合 ,  *水和 ,  *立体異性体 ,  水素結合 ,  *分子構造 ,  *オリゴペプチド ,  アミノ酸 ,  立体配座 ,  オリゴマ
準シソーラス用語： αヘリックス ,  βヘリックス ,  アラニン誘導体 ,  コンフォメーション ,  五量体 ,  *水和構造 ,  配座異性体 ,  *量子化学計算

分類 (1件)： 高分子溶液の理論  (CG02012B)

タイトルに関連する用語 (3件)： 量子化学計算 ,  水和 ,  立体配座解析