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J-GLOBAL ID：201702229067845825   整理番号：17A1606668

β-カルボキシソームシェル蛋白質CcmPの結晶構造: リガンド結合は中心孔の閉鎖または開口と関連する

Crystal structures of β-carboxysome shell protein CcmP: ligand binding correlates with the closed or open central pore

著者 (4件)： LARSSON Anna M. (Uppsala Univ., Uppsala, SWE) ,  HASSE Dirk (Uppsala Univ., Uppsala, SWE) ,  VALEGARD Karin (Uppsala Univ., Uppsala, SWE) ,  ANDERSSON Inger (Uppsala Univ., Uppsala, SWE)
資料名： Journal of Experimental Botany  (Journal of Experimental Botany)
巻： 68  号： 14  ページ： 3857-3867  発行年： 2017年06月 
JST資料番号： C0579A  ISSN： 0022-0957  CODEN： JEBOA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カルボキシソームは代謝産物のフラックスを選択的に制御する。β-カルボキシソームシェル蛋白質CcmPは,相対的に大きな中心孔(直径約13Å)を持つ偽似六量体の2層を形成し,大分子代謝産物を通すことができる。筆者らは,Synechococcus elongatus PCC7942のCcmP(SeCcmP)の2つの結晶構造(1.45Åと1.65Åの解像度で)を示した。中心孔はGlu69とArg70が維持された形状でそのエンドで開口または閉鎖する。グリセロールが存在するとひとつのエンドで開口し他のエンドで閉鎖するが,グリセロールが存在しないと両エンドで閉鎖する。孔の開閉は代謝産物によって駆動されると思われる。

シソーラス用語： *オルガネラ ,  代謝産物 ,  *微生物タンパク質 ,  結合 ,  珪藻類 ,  *結晶構造 ,  Synechococcus ,  脂肪族アルコール ,  ポリオール
準シソーラス用語： *β-カルボキシソーム ,  リガンド結合 ,  Synechococcus elongatus

分類 (1件)： 微生物の生化学  (EG03020N)

物質索引 (2件)： グリセロール ,  cCMP

タイトルに関連する用語 (6件)： 蛋白質 ,  cCMP ,  結晶構造 ,  リガンド結合 ,  中心孔 ,  閉鎖