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J-GLOBAL ID：201702229082152072   整理番号：17A0405484

評価形質値のための極値個体群と遺伝的に複雑な形質の相関反応【Powered by NICT】

Population extremes for assessing trait value and correlated response of genetically complex traits

著者 (3件)： Rebetzke G.J. (CSIRO Agriculture and Food, P.O. Box 1700, Canberra, ACT 2601, Australia) ,  Richards R.A. (CSIRO Agriculture and Food, P.O. Box 1700, Canberra, ACT 2601, Australia) ,  Holland J.B. (USDA-ARS Plant Science Unit and Department of Crop Science NCSU, Box 7620, Raleigh, NC 27695-7620, USA)
資料名： Field Crops Research  (Field Crops Research)
巻： 201  ページ： 122-132  発行年： 2017年 
JST資料番号： W1910A  ISSN： 0378-4290  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 生理学的研究は繁殖改善作物性能に有用であると仮定した多くの形質の同定に導いた。育種個体群を横切る収率及び標的環境でこれらの形質の選択の影響は一般的には知られていない,作物育種家は,潜在的に多くの形質間の評価資源の優先順位付けが困難であることを示した。提案した形質の選択からの作物性能に及ぼす影響を推定する簡単な方法を改良品種における実装およびデリバリーへの形質導入を容易にするであろう。異なる形質に対する間接的選抜への応答はゲノムの小領域だけと研究下でそれら形質が異なる準同質遺伝子系統を用いて正確に予測できる。複雑な多遺伝子形質により適した代替アプローチでは,ターゲット形質の分布から表現型極値を代表する「尾部」における直接的および間接的応答を評価することである。二末端基を表す線の小さいセットを収率または他の高価なと表現型するのが困難な形質のためのより広範に評価することができる。多遺伝子形質のための適切な微小モデルを仮定して,シミュレーションを用いて個体群サイズの影響,各末端基で採取した線の割合,形質遺伝率,および尾部手段間の差の選択と評価形質の間の遺伝子型相関を理解した。尾部比較検定の検出力は密接に評価特性と選択特性とその遺伝子型相関の遺伝率に関係し,尾部比較試験は異なる選択形質の潜在的有用性を評価し,ランク付けできることを示した。複合環境試験による侵入平均遺伝率の上昇は,両方の選択と応答特性値の評価におけるパワーと信頼を増加させるより大きな集団と尾部グループサイズと組み合わせることができる。はコムギの水生産性形質の表現型分布の選択を評価した。還元分げつ尾部は分げつ数と収量を著しく減少させた( 5%)の平均14%の減少と関連しており,特に広い列間隔であった。高活力尾部は初期の地表植被の49%増加,NDVIスコアの40%増加,および試料採取した全ての環境でより大きな収率(+18%)と関連していた。多重遺伝的背景の全域に及ぶ集団的尾部の評価は,商業的な繁殖計画の選択を導くと改善された栽培品種における形質デリバリーを促進するであろう。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 等級づけ ,  コムギ ,  遺伝率 ,  品種 ,  *個体群 ,  遺伝子型 ,  *遺伝 ,  表現型 ,  育種 ,  栽培品種 ,  分蘖 ,  ゲノム ,  生理学 ,  末端基 ,  作物育種

著者キーワード (9件)： 遺伝率 ,  選択 ,  管理された環境 ,  干ばつ ,  QTL(量的形質遺伝子座) ,  定量的形質遺伝子座 ,  遺伝的相関 ,  間接選抜 ,  NIL

分類 (2件)： 作物の品種改良  (FC02030G) ,  麦  (FC03033M)

タイトルに関連する用語 (5件)： 評価 ,  形質 ,  極値 ,  個体群 ,  遺伝