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J-GLOBAL ID：201702229085847058   整理番号：17A0459630

「コンピュータネットワークI・II」における実験環境の整備

著者 (1件)： 椿野結哉 (早稲田大 理工学術院)
資料名： 早稲田大学理工学術院技術部技報  (早稲田大学理工学術院統合事務・技術センター技術部技報)
号： 45  ページ： 19-21  発行年： 2017年03月 
JST資料番号： L7760A  CODEN： GWDRAG  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文では,OSI参照モデルに基づいてTCP/IPを中心とした通信プロトコルについて学習するための実験環境の整備,改訂について述べた。最初に,実験用サーバーマシンの再構成について説明した。老朽化対策と受講者数の増加に伴う応答性能の向上のために,既存のサーバをUNIX系OSのサーバに更新した。次に,ソフトウエア環境の整備と実験内容の改定について述べた。実験では,ネットワーク上に流れるバケットをアナライザと呼ばれる専用ソフトウエアで解析することにより,学生に通信プロトコルを理解させるようにしている。従来のアナライザに替わり,オープンソースのフリーライセンスソフトウエアであるWireSharkを使用した。これにより,使用可能なライセンス数の制限がなくなり,実験時間の短縮が可能になった。さらに,オープンソースのツールであるnmapを用いたネットワークセキュリティの実験を追加した。最後に,スイッチングハブの設置などのネットワーク環境の整備について説明した。

シソーラス用語： *計算機網 ,  *施設 ,  *環境整備 ,  計算機システム ,  UNIX ,  ソフトウェア ,  セキュリティ ,  集線装置 ,  環境 ,  再構成
準シソーラス用語： オープンソースソフトウェア ,  *コンピュータネットワーク ,  サーバマシン ,  スイッチングハブ ,  ネットワークセキュリティ ,  ネットワーク環境 ,  *実験施設

分類 (2件)： 技術教育  (NA01040M) ,  計算機網  (JC03000K)

タイトルに関連する用語 (3件)： コンピュータネットワーク ,  実験環境 ,  整備