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J-GLOBAL ID：201702229114952137   整理番号：17A1899582

緑色果実のSolanum habrochaitesは代謝と構造のブロックによって果実特異的なカロチン生成を欠く

Green-fruited Solanum habrochaites lacks fruit-specific carotenogenesis due to metabolic and structural blocks

著者 (7件)： KILAMBI Himabindu Vasuki (Univ. Hyderabad, Hyderabad, IND) ,  MANDA Kalyani (Univ. Hyderabad, Hyderabad, IND) ,  RAI Avanish (Univ. Hyderabad, Hyderabad, IND) ,  CHARAKANA Chaitanya (Univ. Hyderabad, Hyderabad, IND) ,  BAGRI Jayram (Univ. Hyderabad, Hyderabad, IND) ,  SHARMA Rameshwar (Univ. Hyderabad, Hyderabad, IND) ,  SREELAKSHMI Yellamaraju (Univ. Hyderabad, Hyderabad, IND)
資料名： Journal of Experimental Botany  (Journal of Experimental Botany)
巻： 68  号： 17  ページ： 4803-4819  発行年： 2017年08月 
JST資料番号： C0579A  ISSN： 0022-0957  CODEN： JEBOA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナス科の果実色は多様であり,Solanum属内においても種々の色の果実が存在する。筆者らは,Solanum habrochaites(SH,緑色),S.galapagense(オレンジ色),S.pimpinellifolium(赤色)のカロチノイドプロファイル,遺伝子発現,プロテオームプロファイルを,栽培トマトと比較検討した。その結果,SHは葉緑体特異的なphytoene synthase1とlycopene β-syclase遺伝子の正常な発現を示したが,リコペンとβ-カロチンを蓄積しなかった。SHの果実は,クロロフィル分解を欠き,葉緑体構造とPSII活性を保持していた。SHはトマトと比較して,主要なカロチン生成および隔離蛋白質の量が少なかった。SHの果実の緑色化は,果実特異的なカロチン生成を制御するいくつかのステップを阻害することによって起こるようである。

シソーラス用語： 色 ,  *カロチノイド ,  生合成 ,  *トマト属 ,  遺伝子発現 ,  プロテオーム ,  トマト ,  葉緑体 ,  クロロフィル ,  分解 ,  解析 ,  果実【器官】 ,  代謝 ,  脂肪族炭化水素 ,  不飽和炭化水素 ,  共役ジエン
準シソーラス用語： Solanum galapagense ,  *Solanum habrochaites ,  Solanum pimpinellifolium ,  カロチノイド生合成 ,  クロロフィル分解 ,  プロテオーム解析 ,  果実色

分類 (3件)： 植物の生化学  (EH01050J) ,  遺伝子発現  (EC02040Q) ,  物質の代謝  (EH02050Q)

物質索引 (2件)： β-カロチン ,  リコペン

タイトルに関連する用語 (5件)： 緑色 ,  果実 ,  Solanum ,  代謝 ,  カロチン