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J-GLOBAL ID:201702229115375312   整理番号:17A1017187

50周年記念展望 金属触媒リビングラジカル重合 発見および展望

50th Anniversary Perspective: Metal-Catalyzed Living Radical Polymerization: Discovery and Perspective
著者 (2件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 2603-2614  発行年: 2017年04月11日 
JST資料番号: B0952A  ISSN: 0024-9297  CODEN: MAMOBX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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カチオン重合およびラジカル重合におけるリビング重合,特にドーマント種の可逆的不活性化による重合制御について総説した。著者らのルイス酸触媒に基づくリビングカチオン重合(1984年)およびルテニウム,鉄などの遷移金属錯体触媒によるリビングラジカル重合(1995)の発見,ならびに炭素-ハロゲン結合の解離によるメタクリル酸メチルのラジカル重合開始機構の解明を紹介した。金属触媒リビングラジカル重合のシステム設計について,1.ドーマント種の活性化によるラジカル開始種の発生,モノマ付加体ラジカル種の失活および再活性化,ラジカル重合体の失活および再活性化を含む平衡,2.リビング重合体,ブロック共重合体,ランダム共重合体,グラフト共重合体,マルチアーム重合体,スターポリマの生成,について述べた。3.第一世代触媒としてRu,Fe,Cu,Ni,Re,Mo,Os錯体の例を示し,ルテニウム触媒の発展経路を解説した。4.開始剤の設計について,ハロゲン含有カルボン酸のエステル化またはアミド化による開始剤の合成,銅触媒による他の開始剤への変換を説明した。5.還元剤によるCu(I)からCu(II)への酸化副反応の抑制,アルミニウムまたはチタンのアルコキシド,フェロセンの添加効果について述べた。金属触媒リビングラジカル重合の最近の進歩について,6.銅(0)による一電子移動(SET),鉄触媒,メタクリル酸などの酸性モノマのリビングラジカル重合,金属触媒リビングラジカル重合によるシーケンス制御の例を紹介した。将来の展望について,金属触媒リビングラジカル重合における光照射など外部制御手段の利用,勾配生成物など応用面の展開を挙げた。
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分類 (3件):
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重合触媒,重合開始剤  ,  遷移金属錯体一般  ,  化学一般 
物質索引 (7件):
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タイトルに関連する用語 (4件):
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