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J-GLOBAL ID:201702229118791509   整理番号:17A1777493

MSベースのプロテオミクスを用いたペプチド同定を最大化するための還元とアルキル化法の評価と最適化【Powered by NICT】

Evaluation and optimization of reduction and alkylation methods to maximize peptide identification with MS-based proteomics
著者 (4件):
資料名:
巻: 13  号: 12  ページ: 2574-2582  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2331A  ISSN: 1742-206X  CODEN: MBOIBW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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質量分析(MS)は,蛋白質を解析するためにますます重要な技術となっている。一般的なボトムアップMSベースプロテオミクスでは,還元及びアルキル化はペプチド同定を容易にするための日常的段階である。しかし,不完全な反応と副反応が起こる可能性があり,これは実験結果を損なう。本研究では,一般的に使用される試薬,すなわち,ジチオトレイトール,2-メルカプトエタノール,トリス(2-カルボキシエチル)ホスフィン,またはトリス(3-ヒドロキシプロピル)ホスフィン,ヨードアセトアミド,アクリルアミド,N エチルマレイミド,または4-ビニルピリジンによるアルキル化と還元段階を系統的に評価した。酵母全細胞溶解物からの分解されたペプチドを用いて,同定された蛋白質とペプチドの数は,四種類の還元剤を用いた非常に類似していた。,しかし,四種のアルキル化試薬からの結果はヨードアセトアミドアルキル化システインを有するペプチドの最高数と不完全なシステインアルキル化と副反応を持つペプチドの最低数を与えると共に劇的に異なっていた。ヨードアセトアミドによるアルキル化条件をさらに最適化した。システインとペプチドを同定するために,チオプロピルセファロース6B樹脂はそれらを濃縮するために使用し,最適条件は,還元及びアルキル化に使用した。濃縮は濃縮無しより三倍以上のシステインを含むペプチドが得られた。異なる試薬による還元とアルキル化の系統的評価は,ボトムアップ・プロテオーム実験のより良い設計を助けることができる。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (5件):
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蛋白質・ペプチド一般  ,  生化学的分析法  ,  化学合成  ,  分子構造  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 
物質索引 (4件):
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