抄録/ポイント：
抄録/ポイント
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【目的】非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の早期診断における血清トリグリセリド/高密度リポ蛋白質コレステロール比(TG/HDL-C)とグルタミルトランスペプチダーゼ(GGT)の臨床的価値を調査する。方法:2012年1月から2015年5月にかけて、著者病院で超音波検査によるNAFLD患者120例と同時期の健康診断結果の異常がない健康人120例を診断し、通常の血生化学指標を検査し、CT検査結果により非アルコール性脂肪肝分級を行った。ROC曲線により、血清トリグリセリド/高密度リポ蛋白コレステロール(HDL-C)比とグルタミルトランスフェラーゼ(GGT)によるNAFLDの診断価値を評価した。結果:NAFLD患者の血清ALT、AST、TG、TG/HDL-C比、GGTはそれぞれ(39.9±4.3)U/L、(39.5±3.8)U/L、(2.4±0.4)mmol/L、(3.2±0.6)、(60.7±4.5)U/Lであった。それらは,健常対照者より有意に高かった[(20.6±3.2)U/L,(18.0±2.9)U/L,(1.1±0.3)mmol/L,(0.9±0.4),(27.0±3.5)U/L,P<0.05]。HDL-Cと肝臓/脾臓CTの比率はそれぞれ(0.9±0.2)mmol/Lと(0.6±0.2)で,健常者[(1.2±0.3)mmol/Lと(0.9±0.1),P<0.05]より有意に低かった。20例の重症NAFLD患者の血清ALT、AST、TG、TG/HDL-C比、GGTはそれぞれ(52.2±4.3)U/L、(51.8±4.0)U/L、(3.4±0.4)mmol/L、(4.8±0.5)、(77.5±3.9)U/Lであった。それらは,中等度群(45.9±4.1)U/L,(46.1±3.8)U/L,(2.8±0.3)mmol/L,(3.5±0.3),(65.9±3.7)U/Lおよび(51±0.3)mmol/l,(1.7±0.3)mmol/L,(1.5±0.2)および(49.2±3.4)U/Lより有意に高かった(P<0.05)。3つの群の間には,有意差があった(すべてのP<0.05)が,これらの3つの群の間には,有意差があった。重症群のHDL-Cは(0.7±0.2)mmol/Lであり、中等度群[(0.8±0.2)mmol/L]または軽度群[(1.1±0.2)mmol/L]と比べ、統計学的有意差がなかった。重症群の肝臓/脾臓のCT比率は(0.4±0.1)で,中等度群(0.6±0.1)または軽度群(0.8±0.1)より有意に低かった(P<0.05)。ピアソン相関分析により、NAFLD患者の血清TG、TG/HDL-C比、GGTレベルはいずれも肝臓/脾臓CT比と負の相関があり、血清ALTとASTと正の相関を示した(P<0.05)。ROC曲線によると、TG/HDL-C比のAUC面積は0.783、即ち、HD/HDL-C比値=1.41をカットポイントとし、NAFLDに対して一定の診断価値がある。結論:臨床において、血清TG/HDL-C比を用いてNAFLD患者に対する初期スクリーニングを行うことができる。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】
