文献
J-GLOBAL ID:201702229141762112   整理番号:17A1118561

血液透析患者における内皮細胞機能不全に及ぼすビタミンD補給の影響【Powered by NICT】

Effect of vitamin D supplementation on endothelial dysfunction in hemodialysis patients
著者 (6件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 97-106  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2596A  ISSN: 1492-7535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
序論:慢性腎臓病(CKD)の患者は,一般的に25 ヒドロキシビタミンD3(25 OH D3)欠乏を経験し,これらの患者は内皮機能不全(ED)に起因する心血管疾患(CVD)の発生率が高かった。本研究の目的は,CKD患者におけるEDの25 OH D3欠乏とその添加の影響を調べることであった。透析と20人の健康なコントロールの上【方法】二十九尿毒症患者は上腕動脈の高分解能Doppler超音波検査によるEDを評価した。さらに,CKDおよび健常対照者をOH D3欠損患者(25 OH D3<30nmol/L)が経口ビタミンD(コレカルシフェロール,50,000単位)治療前および8週間後にEDを評価した。すべての被験者は,%血流依存性血管拡張反応(%FMD),内皮非依存性ニトログリセリン誘発血管拡張(%NID),両側頸動脈内膜中膜厚(CIMT)を評価した。所見:透析患者は15.84[8.19 22.49]と21.74[12.49 29.4]が対照群よりも,それぞれ,%FMDと%NID6.11[2.27 12.74]および10.96[5.43 16.4]であった(P<0.05)。透析患者は,対照(0.60±0.09および0.59±0.09;P<0.05)よりも高い左と右CIMT(0.79±0.15及び0.78±0.14)を有していた。CKDをOH D3欠損患者において,ビタミンD処理後,%FMDは添加前に比べて透析患者(10.25 [7.8 12.8])で有意に増加した(5.4 [2.77 6.15]; P<0.001)。考察:これらの結果は,透析患者は健常者よりも有意に低い血中25 OH D3レベルと高いCIMTを持つことを示した。添加では,ビタミンD補給は,EDを改善し,透析患者の%FMDを増加させた。著者らの知見は,透析患者におけるビタミンD補給はCVDを妨げる可能性があることを示唆した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
泌尿生殖器の臨床医学一般  ,  循環系の臨床医学一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る