抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ダイカストの高い生産性は,自動車部品のような量産品生産に大きな役割を果たしている。しかしながら,連続操業においては,いくつかの不具合発生が課題となっており,金型表面への焼付きもその一つである。本研究においては,アルミニウム合金ADC12のダイカストプロセスにおける焼付き問題への対応に資する目的で,その挙動の把握と機構の考察を行なった。実験では,実機のダイカスト機を用い,サンプル調製鋳造を行なった。得たサンプルの表面解析を実施した。この実験から,アルミニウム合金の付着は数ショットで開始し,その後付着層の厚みの増加が観察された。厚くなった付着層中にSiが濃化し,これが焼き付きを発生させる要因と推察した。