文献
J-GLOBAL ID:201702229208853209   整理番号:17A0664102

3種のCOD/NH4+比を有する活性汚泥に基づく窒素除去プロセスにおけるN2O放出およびヒドロキシルアミンオキシダーゼ(HAO)活性

N2O Emission and Hydroxylamine Oxidase (HAO) Activity in a Nitrogen Removal Process Based on Activated Sludge with Three COD/NH4+ Ratios
著者 (4件):
資料名:
巻: 89  号:ページ: 387-395  発行年: 2017年05月 
JST資料番号: E0100A  ISSN: 1061-4303  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
水資源回収施設のスラッジから窒素を除去するための硝化および脱窒プロセスは,相当量のN2Oを放出する。N2Oはオゾンを消費し,温暖化の可能性はCO2の300倍以上であるといわれている。このため,N2O排出の制御戦略を開発し最適化してその排出量を削減すべきである。脱窒プロセスでは,C/N比がN2O排出量の制御に重要な役割を果たし,C/N比が低いとN2Oの排出量が増加する。排水処理プロセスでは,酵素がN2Oの排出を制御する鍵である。独立栄養硝化プロセスでは,N2Oは,アンモニア酸化細菌(AOB)による脱窒素または化学的および生物学的ヒドロキシルアミン酸化によって生成される。ヒドロキシルアミンオキシドレダクターゼ(HAO)はヒドロキシルアミンを亜硝酸塩に変換する酵素である。この研究は,N2Oの生成の鍵である,廃水処理プロセスにおけるHAO粗酵素の活性変化について報告している。HAO活性は無酸素期で好気性期よりも高かった。低C/N比および低DOは,N2Oを蓄積させる好気性脱窒時に炭素源濃度を低下させたが,HAOはヒドロキシルアミンをN2Oに酸化した。HAO活性はC/N比3.5と9.3でより高かく,C/N6.5より多くのN2O排出があった。極端なC/N比は,全窒素(TN)除去効率が悪くなり,より多くのN2Oが生成された。したがって,廃水混合物のC/N比およびDOを合理的に制御することにより,N2O排出量を低減しながらエネルギーを節約することができる。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
下水,廃水の生物学的処理  ,  酵素一般 

前のページに戻る