文献
J-GLOBAL ID:201702229217588471   整理番号:17A1607703

ナトリウム貯蔵性能の増強に及ぼす橋かけ炭素ナノシートの骨組みとSbの相乗効果【Powered by NICT】

Synergistic effect of cross-linked carbon nanosheet frameworks and Sb on the enhancement of sodium storage performances
著者 (7件):
資料名:
巻: 41  号: 22  ページ: 13724-13731  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0785A  ISSN: 1144-0546  CODEN: NJCHE5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ナトリウムイオン電池(SIB)のアノード材料として,アンチモン(Sb)は,その高い理論的比容量のために,大きな関心を集めている。しかし,貧弱なサイクル性をもたらすことをナトリウム脱ナトリウム化プロセスの間の強大な体積変化に悩まされている。ここでは,架橋した炭素ナノシートフレームワーク(CCNF)とSbナノ粒子(NP)を組み合わせて,SIBの高性能アノード材料を構築した。この複合材料では,Sbナノ粒子は炭素骨格上に固定された;これはSbに増強された構造安定性を提供し,充放電プロセス中の凝集を防止した。Sbは高い比容量を提供し,炭素骨格は構造健全性と導電性ネットワークを確実にした。さらに,この相乗効果のために,調製したままのSb/CCNFs複合材料は優れたサイクル安定性と速度性能を示した。容量と速度特性の両方を考慮して,得られたSb/CCNFsの全体的な性能を報告Sb/C複合材料のそれらと比較して最高レベルに達した。可逆(充電)容量は100mA g ( 1)の電流密度で100サイクル後549.3mAのhg ( 1)を維持することができる。さらに,可逆容量は,3200mA g ( 1)の高電流密度で318mAのhg ( 1)に達すると優れたレート性能が観察された。それ故,本研究は,SIB陽極のキーとなる性能を改良する有効な方法を提案した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

前のページに戻る