文献

J-GLOBAL ID：201702229233238863   整理番号：17A1186767

初回人工股関節全置換術に関連した周術期人工関節周囲骨折【Powered by NICT】

Perioperative Periprosthetic Fractures Associated With Primary Total Hip Arthroplasty

著者 (3件)： Park Kwan J. (Department of Orthopaedic Surgery, University of Arkansas for Medical Sciences, Little Rock, Arkansas) ,  Menendez Mariano E. (Department of Orthopaedic Surgery, Tufts University School of Medicine, Boston, Massachusetts) ,  Barnes C. Lowry (Department of Orthopaedic Surgery, University of Arkansas for Medical Sciences, Little Rock, Arkansas)
資料名： Journal of Arthroplasty  (Journal of Arthroplasty)
巻： 32  号： 3  ページ： 992-995  発行年： 2017年 
JST資料番号： W3250A  ISSN： 0883-5403  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 人工関節周囲骨折(PPF)は一次人工股関節全置換術(THA)の稀だが重篤な合併症である。PPFは,罹患率および死亡率の増加,早期再置換率,および患者転帰不良と関連しているが,患者および病院依存性リスク因子に関するデータは不足している。膨大な管理データベースを用いて,一次人工股関節置換術(THA)後の周術期PPFに関連した疫学と危険因子を検討した。2006~2011年の全国入院患者サンプル記録の遡及的レビューを行い,PPF(996.44)のための国際疾病分類,改訂第九版コードを用いた1,187,969人の患者中1062人PPFsを同定した。は本研究集団の社会人口統計学的特性,併存疾患,および病院の特徴を分析した。全国入院患者サンプルデータベースにおけるPPFの全体発生率は0.089%(8.9 10,000THA)であった。患者依存リスク因子は,女性(オッズ比[OR]1.93;95%信頼区間[CI]1.67 2.22),低い世帯収入(OR 1.4, 95% CI 1.18 1.65),メディケイド(OR 1.89, 95% CI 1.39 2.57),無保険(OR 2.74, 95% CI 1.63 4.61)。栄養失調と片側不全麻痺/片麻ひ患者は10倍とPPFの6倍リスク関連していた。非教育病院(OR 1.15, 95% CI 1.01 1.32),北東部の病院(OR 1.29, 95% CI 1.04 1.59),地方病院(OR 1.27, 95% CI 1.06 1.53)は,PPFのより高い発生率を有していた。著者らの研究は,PPFの発症率は著者らの研究個体群で低かった,より大きな認識がPPFを防止するための著者らの研究で同定されたリスク因子を有する患者における一次THAを行うときに必要であることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 患者 ,  データベース ,  罹患率 ,  *人工股関節置換術 ,  疫学 ,  死亡率 ,  栄養失調 ,  病院 ,  片麻痺 ,  女性 ,  危険因子
準シソーラス用語： 発生率 ,  入院患者 ,  *人工関節周囲骨折 ,  *周術期 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 人工関節周囲骨折 ,  転帰 ,  合併症 ,  危険因子 ,  一次人工股関節全置換術

分類 (2件)： 疫学  (GB03000E) ,  泌尿生殖器の臨床医学一般  (GM01030E)

タイトルに関連する用語 (3件)： 人工股関節全置換術 ,  周術期 ,  人工関節周囲骨折