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J-GLOBAL ID:201702229286031174   整理番号:17A0581352

大気モデルバージョン5でシミュレーションした氷雲の物理・微物理特性とHIPPO航空機観測との直接比較

Direct comparisons of ice cloud macro- and microphysical properties simulated by the Community Atmosphere Model version 5 with HIPPO aircraft observations
著者 (9件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 4731-4749 (WEB ONLY)  発行年: 2017年04月 
JST資料番号: U7039A  ISSN: 1680-7316  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,2009年~2011年のHIAPER PoletoPole Observations(HIPPO)キャンペーンでのin situ測定結果を用い,大気モデルバージョン5(CAM5:Community Atmosphere Model version 5)でシミュレーションした雲特性を評価した。モデルの風と気温は,再解析にナッジングした。HIPPO航路に沿ったモデルによる結果を観測結果と直接比較し,モデルの氷核形成と成長の表現に対する感度も調べた。一般に,CAM5は鉛直構造と水平拡がりについて,特定の雲系を捉えた。合計でモデルはモデル格子ボックス内で観測された雲発生の79.8%を再現し,氷雲(T≦-40°C)ではさらに高かった(94.3%)。モデルで欠けた雲の発生は,主としてモデルが観測された相対湿度(RH)の大きな空間変動を計算できないことによった。さらに,モデルRHバイアスは,ほとんどが気温よりも水蒸気の違いによった。氷雲の微細スケールで,モデルは観測より小さいサイズながら,気温に伴う氷晶平均サイズの観測された増加を捉えた。モデルは,直径75μmより大きな氷晶について,観測された氷個数濃度(Ni)と氷水量(IWC)を過小評価した。モデルでのIWCとNiは,雲氷の雪への自己転換の敷居直径(Dcs)により敏感で,シミュレーションでの氷晶平均サイズは,Dcsに対してより氷核形成パラメータリゼーションにより敏感であった。著者等の結果は,モデルでのサブ格子RH変動と氷核形成と成長の更なる改良の必要性を明らかにした。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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雲と降水の微物理 

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