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J-GLOBAL ID：201702229337890354   整理番号：17A1224690

可塑性グラウトを使用した水中狭隘部への充填に関する実験的検討

EXPERIMENTAL STUDY ON FILLING AT THE NARROW SPACE IN WATER USING PLASTIC GROUT

著者 (5件)： 谷口修 (五洋建設(株)技術研究所土木技術開発部) ,  加藤弘義 ((株)トクヤマ セメント開発グループ) ,  志澤三明 ((株)トクヤマ セメント開発グループ) ,  渡邊宗幸 ((株)トクヤマエムテック 東日本事業部) ,  野口孝俊 (国土交通省 関東地方整備局 港湾空港部 海洋環境・技術課)
資料名： 土木学会論文集 B3(海洋開発)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B3 (Ocean Engineering) (Web))
巻： 73  号： 2  ページ： I_330-I_335(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U0288A  ISSN： 2185-4688  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 港湾構造物などコンクリート構造物の水中部におけるひび割れや角欠けなどの損傷が発生した箇所への簡易な水中補修方法の適用性を検討するために,水中部にコンクリート試験体を設置して,ひび割れと角欠けへグラウトの充填試験を行った. 水中部のひび割れ補修は,ゴムシートの設置と可塑性グラウトの注入による簡易的な施工方法を採用し,コア採取により注入状況を評価した.角欠け部の補修は,高流動水中不分離性グラウトを損傷部に流し入れることで充填されていることを目視確認した.本稿は実物大の試験体と実際の海洋条件による試験により,コンクリート構造物に対する水中部での亀裂の補修への適用や角欠け補修などに使用可能であることを報告する.(著者抄録)

シソーラス用語： *水中構造物 ,  *亀裂 ,  グラウト ,  塑性材料 ,  *コンクリート構造 ,  修理 ,  実物大試験 ,  充填 ,  材料 ,  エポキシ樹脂
準シソーラス用語： セメント系材料

著者キーワード (5件)： simple underwater repair method ,  cracks ,  lack of corners ,  plastic grout ,  high fluidity and anti-washout underwater grout

分類 (2件)： コンクリート構造  (RA04030A) ,  港湾施設,港湾工事  (RC15020H)

引用文献 (3件)：

• 1) 三木五三郎,下田一雄:可塑状グラウト注入工法,pp. 16-24,日刊建設工業新聞,2001.
• 2) 水谷崇亮,森川嘉之,渡部要一,菊池喜昭,合田和哉,加藤繁,小笠原哲也:重力式係船岸の新しい増深工法の開発,港湾空港技術研究所資料,No. 1277,2013.12.
• 3) 東日本高速道路株式会社,中日本高速道路株式会社,西日本高速道路株式会社:矢板工法トンネルの背面空洞注入工設計・施工要領,pp. 31-33,2006.10

タイトルに関連する用語 (5件)： 可塑性 ,  グラウト ,  水中 ,  狭隘 ,  実験