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J-GLOBAL ID：201702229358075062   整理番号：17A0540511

非線形プリコーディングを適用した16QAM用物理層ネットワークコーディング

16QAM Physical layer Network coding using Non-linear Precoding

著者 (2件)： 長井勇人 (岡山大 大学院自然科学研究科) ,  田野哲 (岡山大 大学院自然科学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 116  号： 479(RCS2016 289-337)  ページ： 259-263  発行年： 2017年02月22日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 物理層ネットワークコーディングは双方向中継無線通信において通信効率を最大2倍まで上げることが知られている。本稿では,16QAM用物理層ネットワークコーディングにおいて非線形プリコーディングを適用することで中継端末での演算量の減らし,さらにより通信効率の良い手法を提案する。また,中継端末でのXOR符号化の処理を簡易にするためにパワーコントロールを用いる。さらに,提案する非線形プリコーディングにおいて重要な役割を果たすモジュロ演算における除数をチャネル状態に応じて最適化するための方程式を導出する。計算機シミュレーションより,双方向中継無線通信においてBER特性を検証した結果,アンテナ数N_T=N_R=4の時BERが10^-3の時E_b/N₀が18.5dBとなった。(著者抄録)

シソーラス用語： *符号化 ,  *QAM【信号】 ,  *層 ,  *通信系モデル ,  *通信路符号化 ,  通信中継 ,  無線伝送 ,  効率 ,  計算量 ,  誤り率 ,  情報 ,  最適化
準シソーラス用語： *非線形 ,  *プリコーディング ,  *物理層 ,  *ネットワークコーディング ,  双方向中継 ,  通信効率 ,  BER【誤り率】 ,  チャネル状態情報

分類 (1件)： 無線通信一般  (ND08010L)

引用文献 (10件)：

• Shengli Zhang, Soung-Chang Liew, and Patrick, P. K. Lam, “Physical Layer Network Coding”, in Proc of ACM MobiCom, pp 358-365 2006.
• Petar Popovski and Hiroyuki Yomo, “Physical Network Coding in TwoWay Wireless Relay Channels”, in Proc, IEEE Int. conf. Commun. (ICC), pp. 707-712 2007.
• Petar Popovski, Hiroyuki Yomo, “Wireless Network Coding by Amplify-and-Forward for Bi-Directional Traffic Flows”, IEEE Commun. Lett. vol. 11. no. 1, pp. 16-18, Jan, 2007.
• H.Miyazaki, M.Nakada, T.Obata, and F. Adachi, “Joint Transmit/Receive MMSE-FDE for MIMO Analog Network Coding in Single-Carrier Bi-Directional Relay Communications”, Proc. IEEE Veh. Technol. Conf. (VTC2012-Fall), 2012.
• R. H. Y. Louie, Y. Li, and B. Vucetic, “Practical physical layer network coding for two-way relay channels: Performance analysis and comparison”, IEEE Trans. Wireless Commun., vol.9, No2, pp.764-777. 2010.

タイトルに関連する用語 (3件)： 線形プリコーディング ,  物理層 ,  ネットワークコーディング