文献
J-GLOBAL ID:201702229359092210   整理番号:17A1505945

~63,65Cuと~139La NMRにより明らかにされたT’-La_1 8Eu_0 2CuO4+δにおけるドープ高_c超伝導バルク超伝導と反強磁性ゆらぎ【Powered by NICT】

Undoped high-T c superconductivity in T’-La1.8Eu0.2CuO 4 + δ revealed by 63,65Cu and 139La NMR: Bulk superconductivity and antiferromagnetic fluctuations
著者 (11件):
資料名:
巻: 541  ページ: 30-35  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0580A  ISSN: 0921-4534  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Nd_2CuO_4型構造(いわゆるT’ 構造)とT’-La_1 8Eu_0 2CuOの4+δ(T’ LECO)の~63,65Cuと~139La NMR測定を行った。その結果,有限磁場下の~63,65Cu NMR信号を検出し,減少したT’-LECO,過剰頂点酸素原子を適切に除去するだけで反強磁性(AF)秩序を持たない超伝導を見出した。これは理想的なT’-LECOの固有の基底状態は常磁性と超伝導(SC)状態であることを示した。T_C以下では,Knightシフトは急速に減少することが分かった,これは減少したT’-LECOにおけるスピン一重項Cooper対によるバルク超伝導の出現を示した。還元T’-LECOのSC状態では,さらに,スピン-格子緩和速度1/T_1の特徴的な温度依存性が観察され,これはSCギャップの節線の存在を意味している。これらの所見は,減少したT’-LECOにおける超伝導はd波対称性を持つことを示唆する。還元T’-LECOの常伝導状態では,AFゆらぎは1/T_1Tの温度依存性から存在することが見出された,明確な擬ギャップ挙動は観察されなかった。これはAF相関はT’ 構造を持つ非ドープ高_C銅酸化物超伝導体の超伝導に重要な役割を果たすことを示唆する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酸化物系超伝導体の物性 

前のページに戻る