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J-GLOBAL ID:201702229384221747   整理番号:17A1505448

ラットにおける敗血症誘発心筋抑制に対するシンバスタチンの保護効果の実験的研究【Powered by NICT】

An experimental study of the protective effect of simvastatin on sepsis-induced myocardial depression in rats
著者 (5件):
資料名:
巻: 94  ページ: 705-711  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0845C  ISSN: 0753-3322  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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敗血症の多くの患者は,敗血症による心筋低下による心不全で死亡した。スタチンで処理した心血管疾患を有する患者は敗血症の低発生率と死亡率を持っているが,その機構は不明のままである。敗血症誘発心筋抑制に対するシンバスタチンの保護効果を検討し,可能性のある作用機構を探索した。三十六匹の成体雄Wistarラットを前盲腸結紮と穿刺(CLP)1週間のシンバスタチン(0.2μg/g,q12h)で前処理した。シンバスタチンを投与されたラットにおける心機能指標,左室収縮期圧(LVESP),左心室圧((±dp/dtmax),平均動脈圧(MAP)の上昇と下降の最大速度を著しく改善することを見出した。ヘマトキシリンとエオシン(HE)で調べ心筋細胞は部分的にしか膨潤と変性とより少ない炎症細胞を伴う浸潤。TLR4とNF-κBのp65蛋白質の発現は同じ時点で敗血症ラットよりシンバスタチンを投与されたラットで有意に低かった。心筋組織におけるTNF-α,IL-1β,IL-6,MCP-1及びNO,血清中のcTnIのレベルのレベルはシンバスタチンを投与されたラットにおいて有意に減少した。シンバスタチンは敗血症による心筋抑制に及ぼす保護効果を示した。効果はTLR4NF-κBシグナル伝達経路の阻害によって仲介される可能性があり,これはTNF-α,IL-1β,IL-6,MCP-1及びNOのような下流の炎症因子のレベル低下をもたらした。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
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循環系の疾患  ,  循環系疾患の薬物療法 

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