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J-GLOBAL ID：201702229440094199   整理番号：17A0563791

マイクロマシン共振器を用いたマイクロレオロジー凝固試験

Microrheological Coagulation Assay Exploiting Micromechanical Resonators

著者 (3件)： PADOVANI Francesco (Trinity Coll. Dublin, Dublin, IRL) ,  DUFFY James (Trinity Coll. Dublin, Dublin, IRL) ,  HEGNER Martin (Trinity Coll. Dublin, Dublin, IRL)
資料名： Analytical Chemistry  (Analytical Chemistry)
巻： 89  号： 1  ページ： 751-758  発行年： 2017年01月03日 
JST資料番号： A0395A  ISSN： 0003-2700  CODEN： ANCHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 正確で高感度な完全自動化振動カンチレバーベース法を開発し,マイクロリットル試料体積のヒト血漿粘度,密度及凝固速度とともに凝固時間を測定した。マイクロカンチレバーアレイはピエゾ素子駆動に基づいており,その感度は粘度範囲0.5~3cPでは0.009cP,密度範囲0.9~1.1g/cm³では0.0012g/cm³)であり,時間とともに変化するセンサの共振周波数及び品質係数を評価した。流体力学的関数の高精度近似を導入した理論モデルを構築し,グリセロール標準液によって検証した。非特異的蛋白質吸着は流体パラメータ(粘度及び密度)の測定歪みと不正確さをもたらした。二つの親水性末端自己組織化単一層(SAMs)センサの表面を疎水性末端SAM被覆と比較したところ,後者の吸着が著しく,蛋白質の配座転移と異常生物活性を促進することが分かった。最終的に活性部分トロンボプラスチン時間(aPTT)凝固試験を実施し,ヒト血漿粘度,密度及び凝固速度を標準凝固時間とともに測定した。広いReynolds数範囲(10^-4~10⁵)での最大偏差は0.6%であった。

シソーラス用語： *微小共振器 ,  *レオロジー ,  粘弾性 ,  動的光散乱 ,  *血液凝固 ,  Reynolds数 ,  トロンボプラスチン ,  圧電素子 ,  密度 ,  粘度 ,  凝固速度 ,  流体力学 ,  単分子層 ,  配座転移 ,  親水性 ,  疎水性 ,  自動化 ,  微量分析 ,  高感度 ,  測定精度 ,  マイクロマシン ,  *血液検査 ,  脂肪族アルコール ,  ポリオール
準シソーラス用語： *マイクロレオロジ ,  ピエゾ素子 ,  自己組織化単分子層

分類 (3件)： 分析機器  (CC02020S) ,  線維素溶解・血液凝固  (EJ03040S) ,  血液検査  (GC02050D)

物質索引 (1件)： グリセロール

タイトルに関連する用語 (5件)： マイクロマシン ,  共振器 ,  マイクロレオロジー ,  凝固 ,  試験