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J-GLOBAL ID：201702229471815682   整理番号：17A0556813

微生物燃料電池による先進的資源循環システムの構築

著者 (1件)： 冨永昌人 (佐賀大 大学院工学系研究科)
資料名： 化学工業  (Chemical Industry)
巻： 68  号： 5  ページ： 358-362  発行年： 2017年05月01日 
JST資料番号： F0101A  ISSN： 0451-2014  CODEN： KAKOA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 微生物燃料電池による先進的資源循環システムの構築を次の項目に分類して紹介する。1)「泥の電池」および泥の浄化と発電を目的とする微生物燃料電池,2)微生物による電子授受反応,3)「泥の電池」の構成と「泥の電池」の発電に及ぼす外部抵抗値の影響。自給自足の友人型宇宙ステーションの開発においては,エネルギーを含めた資源循環が極めて重要になる。JAXAは,宇宙ステーションでの長期的な有人活動の実現を目指した,自給自足型生命維持のための「有機廃棄物の再資源化システム」を開発している。すなわち,有機廃棄物を無機水溶液と炭酸ガスに分解した後,水再生技術と空気再生技術によって水とメタンを回収する技術である。短時間での処理が可能で,同時に殺菌もなされ衛生的である。

シソーラス用語： *燃料電池 ,  *循環 ,  宇宙ステーション ,  有機性廃棄物 ,  資源回収 ,  資源再生 ,  回収 ,  アルカン
準シソーラス用語： *微生物燃料電池 ,  *資源循環 ,  再資源化 ,  水回収

分類 (1件)： 燃料電池  (YB04040V)

物質索引 (1件)： メタン

タイトルに関連する用語 (3件)： 微生物燃料電池 ,  資源循環 ,  構築