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J-GLOBAL ID:201702229474225242   整理番号:17A1277770

二成分系Lennard-Jonesガラス形成体におけるpoint-to-set動的長さスケール

Point-to-set dynamic length scale in binary Lennard-Jones glass-formers
著者 (5件):
資料名:
巻: 147  号: 11  ページ: 114507-114507-9  発行年: 2017年09月21日 
JST資料番号: C0275A  ISSN: 0021-9606  CODEN: JCPSA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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著者らの最近の二成分系粒子ガラス形成体系の分子動力学シミュレーション結果は,調和(HM)系におけるpoint-to-set動的長さスケールξcdynの非単調温度T依存性が,バルク液体の固有特性でなく壁効果から由来することを実証した。著者らは,著者らの結果がLennard-Jones(LJ)系のような他の簡単なモデルに等しく適用することを期待した。しかしながら,Hockyらは,LJ系での単調T依存ξcdynを示した。従って,本研究は,著者らの期待を明確にするため,Hockyらにより採用されたLJ系におけるξcdynのT依存挙動を研究するため分子動力学シミュレーションを用いた。Hockyらにより採用されたものより幾分小さい形状サイズdを用いた結果は,非単調挙動がLJ系に存在することを明らかにした。dの値を変化させることにより,著者らは,LJ系におけるTに関するξcdynのピーク形成が壁効果の自然な結果であることを実証した。より重要なことは,新しい非単調挙動が観測されたことである。そしてそこでは,壁近傍の点に対し与えられた値へ減衰する系の重複プロファイルで必要な特性時間と中央の点における対応する特性時間の比が最大になる温度は,ξcdynが最大値に達する温度Tmax-cと良く一致し,Tに関するξcdynの非単調挙動が挟まれた形状における液体の自然な特性であることを示し,考慮したすべてのdの値に対して得られたTmax-cの値がモード結合温度Tcよりも大きいHM系とは対照的に,HM系がLJ系より強い有限サイズ効果を持つので,LJ系に対して得られたTmax-cの値がTcより大きいか,等しいかそれとも少ないことを見つけたが,これは間接的に,Tc近傍で劇的変化が起こるランダム一次転移理論から導いた結論が,Tに関するξcdynの非単調発展とは関係がないことを意味している。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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相転移・臨界現象一般  ,  非晶質の構造一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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