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J-GLOBAL ID:201702229489538743   整理番号:17A0500108

受容体置換基または拡張π系を有するチタニル大環状分子のラジカルアニオンおよびジアニオン塩

Radical anion and dianion salts of titanyl macrocycles with acceptor substituents or an extended π-system
著者 (6件):
資料名:
巻: 46  号: 11  ページ: 3547-3555  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0270A  ISSN: 1477-9226  CODEN: DTARAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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受容体置換基または拡張π系を有するチタニル大環状分子の結晶性アニオン塩を初めて得ている。それらは(PPN+)2{O=TiIV(PcCl84-)}2-(1),(PPN+){O=TiIV(Nc・3-)}・-・2C6H4Cl2(2)および(PPN+)2{O=TiIV(AceTPrzPz4-)}2-・1.3C6H4Cl2・0.8C6H4CN(3)であり,ここでPPN+はビス(トリフェニルホスホラニリデン)アンモニウムカチオン,PcCl8は2,3,9,10,16,17,23,24-オクタクロロフタロシアニン,Ncは2,3-ナフタロシアニン,AceTPrzPzはテトラ(アセナフテノピラジノ)ポルフィラジンである。塩1~3はo-ジクロロベンゼン中,過剰のPPNClの存在でフルオレノンケチルによる元のチタニル大環状分子の還元で得られ,次に続くn-ヘキサンでの結晶沈殿を伴った。1~3の大環状分子の還元は963~1159nmにて固体のスペクトルで強いNIRバンドの出現を伴う。{O=TiIV(Nc・3-)}・-における線形アンヌレーションを有する拡張π系は,{O=TiIV(Pc・3-)}・-のスペクトルのそれらと比べて,より小さいエネルギー(1159nm)へのNIRバンドのシフトを提供することが見出されている。大環状分子の還元はそれらの芳香族性の部分崩壊によってC-Nイミン結合の交互性にもつながる。崩壊は2のラジカルアニオンに比べて,1と3のジアニオンで高い。一次元π-πスタッキング鎖および層はそれぞれ,反磁性{O=TiIV(PcCl84-)}2-および{O=TiIV(AceTPrzPz4-)}2-ジアニオンを有する1および3で形成される。塩2は,常磁性ラジカルアニオン大環状分子間の強いπ-π相互作用を伴って殆ど単離された[{O=TiIV(Nc・3-)}・-]2二量体を含む。結果として,2において二量体内でスピンの逆平行配列を伴って三重項から一重項状態への転移が200K未満で観察される。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
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第4族,第5族元素の錯体  ,  八員環以上の複素環化合物 
物質索引 (5件):
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