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J-GLOBAL ID：201702229537325103   整理番号：17A1716767

思春期を変化させるないモルフィン応答時の新生児障害は性依存性痛覚過敏性と社会的行動障害【Powered by NICT】

Neonatal Injury Results in Sex-Dependent Nociceptive Hypersensitivity and Social Behavioral Deficits During Adolescence, Without Altering Morphine Response

著者 (2件)： Burke Nikita N. (Department of Comparative Biology and Experimental Medicine, Department of Physiology and Pharmacology, Hotchkiss Brain Institute, University of Calgary, Calgary, Alberta, Canada) ,  Trang Tuan (Department of Comparative Biology and Experimental Medicine, Department of Physiology and Pharmacology, Hotchkiss Brain Institute, University of Calgary, Calgary, Alberta, Canada)
資料名： Journal of Pain  (Journal of Pain)
巻： 18  号： 11  ページ： 1384-1396  発行年： 2017年 
JST資料番号： W3161A  ISSN： 1526-5900  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 新生児障害は感覚機能の持続的変化と関連しており,その後の人生における異常疼痛感受性を生じる侵害受容閾値を変化させた。これらの変化は成体げっ歯類で十分に立証されているが,青年期の新生児障害の結果についてはほとんど知られていない。思春期は持続性疼痛状態が生じる重要な発育期間であるので,侵害受容,社会的行動と思春期のSprague Dawleyラットにおけるモルフィンに対する反応に及ぼす新生児損傷の影響を調べた。生後3日で足底切開損傷に曝露した雄性及び雌性ラットは切開後24時間まで分解する機械的過敏症を示した。これらの動物は思春期に達した時(生後日28 40),新生児期に損傷した雄ラットは,同側的に制限された機械的,熱および寒冷過敏性だけでなく,社会的行動障害を示した。とは対照的に,これらの効果は雌ラットでは見られなかった。新生児障害はどの性でも急性モルフィン抗侵害受容または鎮痛耐性の発達を変化させなかった。モルフィン誘発条件付け場所嗜好性,行動感作,および物理的離脱症状は,新生児切開による影響を受けなかった。,初期損傷は思春期の性依存性疼痛関連過敏性と社会的行動障害をもたらし,オピオイドに対する反応を変化させることはなかった。新生児外科は雌ラットよりも思春期の雄に対してより大きな影響をもつ,疼痛関連過敏性と社会的行動障害をもたらした。新生児外科はモルフィンまたは乱用傾向の抗侵害受容作用を変化させなかった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 感受性 ,  *社会的行動障害 ,  疼痛 ,  切開術 ,  麻薬性鎮痛薬 ,  *思春期 ,  性差 ,  過敏症 ,  抗侵害作用 ,  *新生児 ,  成長期 ,  窒素複素環化合物 ,  フェノール類 ,  酸素複素環化合物 ,  架橋化合物 ,  モルフィナンアルカロイド ,  芳香族縮合化合物 ,  ジオール ,  第二アルコール
準シソーラス用語： *過敏性 ,  *社会的行動 ,  侵害受容 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 新生児疼痛 ,  オピオイド ,  社会的行動 ,  術後とう痛 ,  性差

分類 (2件)： 神経の基礎医学  (GN01020W) ,  精神衛生  (GR05000O)

物質索引 (1件)： モルフィン

タイトルに関連する用語 (7件)： モルフィン ,  応答 ,  新生児障害 ,  性 ,  依存性 ,  痛覚過敏 ,  社会的行動障害