文献

J-GLOBAL ID：201702229645207438   整理番号：17A1165440

改良された透明性と耐水性を有するシンナムアルデヒドで橋かけしたポリ(ビニルアルコール)フィルムの特性【Powered by NICT】

Characteristics of poly(vinyl alcohol) films crosslinked by cinnamaldehyde with improved transparency and water resistance

著者 (2件)： Gao Hongfang (School of Food and Biological Engineering, Shaanxi University of Science and Technology, Xi’an, 710021, People’s Republic of China) ,  Yang Hui (School of Food and Biological Engineering, Shaanxi University of Science and Technology, Xi’an, 710021, People’s Republic of China)
資料名： Journal of Applied Polymer Science  (Journal of Applied Polymer Science)
巻： 134  号： 38  ページ： ROMBUNNO.45324  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0467A  ISSN： 0021-8995  CODEN： JAPNAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 種々の濃度のシンナムアルデヒド(CIN)で架橋したポリ(ビニルアルコール)(PVA)膜を調製した。それらの物理化学的および抗菌特性は,非架橋膜のそれと比較した。結果は,架橋膜は,あるCIN濃度範囲で破断時の高い透明度,引張強さ,および伸びを示したことを示唆した。も減少した水蒸気透過性と水溶性を示した。橋かけしたフィルム形成溶液の抗菌活性は,非架橋膜形成溶液の濃度よりわずかに低いが,CINの濃度は2%v/vであった時,架橋されたフィルム形成溶液はまだ強い抗菌活性を示した。CINのアルデヒド基とPVAのアルコール性ヒドロキシル基間のアルドール縮合反応を,Fourier変換赤外分光法により決定した。架橋反応により,架橋膜の熱安定性は,非架橋膜に比べて増強された。一方,架橋膜中に存在するコンパクトな,平滑,および連続断面ミクロ組織を走査型電子顕微鏡で観察した。より高い耐水性と透明性は食品包装での使用のための架橋膜優先度を与えた。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 水溶性 ,  *ポリビニルアルコール ,  ヒドロキシ基 ,  引張強さ ,  食品包装 ,  抗細菌作用 ,  アルドール反応 ,  *耐水性 ,  *アルデヒド ,  熱安定性 ,  *アルコール ,  透明度 ,  走査電子顕微鏡 ,  芳香族化合物 ,  不飽和アルデヒド ,  オレフィン化合物
準シソーラス用語： *透明性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： 生分解性 ,  重合体の官能化 ,  包装

分類 (3件)： 高分子と低分子との反応  (CG03020L) ,  高分子固体のその他の性質  (CG02025L) ,  橋かけ  (YH04100E)

物質索引 (1件)： シンナムアルデヒド

タイトルに関連する用語 (6件)： 透明性 ,  耐水性 ,  シンナムアルデヒド ,  橋かけ ,  ビニルアルコール ,  フィルム