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J-GLOBAL ID:201702229651843097   整理番号:17A1709825

オーストラリア南東部における固有のダニ麻痺症帯の描写【Powered by NICT】

Delineation of an endemic tick paralysis zone in southeastern Australia
著者 (3件):
資料名:
巻: 247  ページ: 42-48  発行年: 2017年 
JST資料番号: A1194A  ISSN: 0304-4017  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ダニ麻痺はオーストラリア南東部におけるペット犬と猫集団に大きな影響を及ぼす。Ixodes holocyclusとIxodes cornuatusダニによるこう傷,オーストラリアにおける本疾患の疫学におけるIxodes cornuatusの役割は不明である。本研究の目的は,国民病監視システムからのデータを利用したオーストラリア南東部におけるダニ麻痺症症例の地理的分布を記述し,この固有領域(「散発性」事例)外部報告されたものと「固有」症例の特性を比較することであった。データが照合され,郵便番号による全症例の比例シンボルマップを作成した。15例等値線は,記述的空間統計学(方向性楕円)に基づいて開発した,散発性症例から固有種を識別するためのカーネル平滑化。研究期間中(2010年1月-2015年12月)12,421例が報告され,434郵便番号に位置する臨床で報告されたこれらの10,839を研究に含めた。流行症例は主に沿岸南東部オーストラリアにおける郵便番号から報告された,南部クインズランドからビクトリア州東部にした。場合の会選択基準,固有領域内の10,767例は351(88%)郵便番号から報告されたおよびこの領域外側の72例は48(12%)郵便番号から報告された。これら後者48郵便番号のうち,18はビクトリア(26例),ニューサウスウェールズ州における16(28例),タスマニアの7(9例),南オーストラリアの5(7例)とクイーンズランドの2であった(2例)。報告における季節的分布が見出された:固有種の62%および散発性症例の52%は春に報告した。報告された固有及び突発性の症例数は10月と11月にピークに達したが,重要なことは4月での散発性症例の報告における二次ピークが見出された。非流行地域では,夏が最低リスク期であったが,流行地域における,秋が最低リスク期であった。散発性症例の二クラスタが同定され,2012年6月2日まで5月22日期間中の南オーストラリアにおける(P=0.022)と期間10月9日2012年11月29日の間,New South Walesにおける他(P=0.059)であった。流行および散発性症例は中性状態(P=0.188),性別(P=0.205),結果(P=0.367)または診断法(P=0.413)に関して差がなかった。しかし,散発的症例であったネコよりイヌである可能性が高い4.2倍(P<0.001)。記述した固有のダニ麻痺症領域は以前の事例報告と一致した。このゾーンの外側の報告された散発的な症例が流行地域にペット旅行,固有区域外,または南部地域の1例I holocyclusの小病巣,I cornuatusに起因するダニ麻痺症の歴史によると考えられた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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一般,砂防工学  ,  個体群生態学  ,  魚類 
タイトルに関連する用語 (3件):
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