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J-GLOBAL ID:201702229673447313   整理番号:17A1406695

ブロモドメインおよび植物ホメオドメインフィンガー含有(BRPF)ファミリーの蛋白質に対する化学プローブの設計

Design of a Chemical Probe for the Bromodomain and Plant Homeodomain Finger-Containing (BRPF) Family of Proteins
著者 (20件):
資料名:
巻: 60  号: 16  ページ: 6998-7011  発行年: 2017年08月24日 
JST資料番号: D0102A  ISSN: 0022-2623  CODEN: JMCMAR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,ブロモドメインおよび植物ホメオドメインフィンガー含有(BRPF)ファミリー蛋白質のブロモドメイン(BRD)の新たな小分子阻害剤を設計することを目的とする。以前の研究をもとに,一連のキノリン-2(1H)-オンスルホンアミド誘導体を合成し,BRDに対する結合親和性と阻害活性を評価した。4-シアノ-N-(1,3-ジメチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロキノリン-6-イル)-2-メトキシベンゼンスルホンアミド(化合物16)は優れた阻害活性と,BRPF3よりもBRPF1およびBRPF2のBRDに対して選択性を示し,さらにBRD9とBRD4に対する化合物16の活性は弱いものであった。化合物16はBRD群において優れた選択性を示し,強力な阻害活性は全てクラスIVのBRDに限定されていた。また化合物16が生細胞内でBRPF1Bに結合することをナノBRETおよびFRAPアッセイによって実証した。化合物16とBRPF1BのX線共結晶構造解析からは,以前同定した阻害剤と比べるとキノリン-2-オン核は180°反転した配置で結合していることが示された。化合物16は特定の癌細胞株に対して中程度の増殖阻害活性を示し,ヒト肺胞マクロファージにおいてM2関連遺伝子の発現を減少させた。マウスでの化合物16の薬物動態データは好ましい経口バイオアベイラビリティーを示した。
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
キノリン,イソキノリン  ,  酵素一般  ,  薬物の合成  ,  分子構造 

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