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J-GLOBAL ID：201702229684926383   整理番号：17A1087021

MgOの添加によるリン酸リチウムガラスの熱及び光学的性質の改良

Improvement of thermal and optical properties of lithium phosphate glasses by adding MgO

著者 (4件)： JLASSI I. (Centre National de Rech.s en Sci. des Materiaux, Hammam-Lif, TUN) ,  JLASSI I. (Univ. de Tunis El Manar, El Manar, TUN) ,  ELHOUICHET H. (Centre National de Rech.s en Sci. des Materiaux, Hammam-Lif, TUN) ,  ELHOUICHET H. (Univ. de Tunis El Manar, El Manar, TUN)
資料名： Journal of Thermal Analysis and Calorimetry  (Journal of Thermal Analysis and Calorimetry)
巻： 129  号： 3  ページ： 1605-1611  発行年： 2017年09月 
JST資料番号： H0095C  ISSN： 1388-6150  CODEN： JTHEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： MgOを添加したリン酸リチウムガラスを急冷凝固法で調製し,熱及び光学的性質を示差熱分析,分光偏光解析,光ルミネセンス測定で調べた。MgOを0~2mol%含有する5種類のリン酸リチウムガラスを調製し,ガラス転移点(T_g)や晶出開始温度(T_x),最大晶出温度(T_p),融点(T_m),屈折率,高周波誘電率,振動子強度,プラズマ周波数,緩和時間などを比較した。熱安定性係数(ΔT=T_x-T_g)は119~149°Cとなり,調製ガラスの熱安定性が良好なことを示す。屈折率と消光係数はMgOの添加量に依存し,最適添加量は1mol%であった。325nm励起におけるMgO添加ガラスの光ルミネセンススペクトルは広い発光バンドを示し,Mg²⁺イオンは光ルミネセンス過程で発光活性化剤として作用すると考えられる。

シソーラス用語： リン酸リチウム ,  *リン酸塩ガラス ,  酸化マグネシウム ,  ガラス転移点 ,  晶出温度 ,  融点 ,  屈折率 ,  誘電率 ,  振動子強度 ,  緩和時間 ,  光ルミネセンス ,  熱安定性 ,  消光 ,  添加物効果 ,  濃度依存性 ,  示差熱分析 ,  スペクトル
準シソーラス用語： 光ルミネセンススペクトル

分類 (2件)： ガラスの性質・分析・試験  (YC02030Z) ,  塩基,金属酸化物  (CD01030Z)

タイトルに関連する用語 (4件)： MgO ,  リン酸リチウム ,  ガラス ,  光学的性質