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J-GLOBAL ID：201702229735897906   整理番号：17A1338951

流体飽和岩石における化学的溶解面不安定性に及ぼす間隙率不均一性の影響【JST・京大機械翻訳】

Effects of porosity heterogeneity on chemical dissolution-front instability in fluid-saturated rocks

著者 (3件)： ZHAO Chong-bin (COMPUTATIONAL GEOSCIENCES RESEARCH CENTRE, CENTRAL SOUTH UNIVERSITY, CHANGSHA 410083, CHINA) ,  Peter SCHAUBS (CSIRO MINERAL RESOURCE NATIONAL RESEARCH FLAGSHIP, P. O. BOX 1130, BENTLEY, WA 6102, AUSTRALIA) ,  Bruce HOBBS (SCHOOL OF EARTH AND ENVIRONMENT, THE UNIVERSITY OF WESTERN AUSTRALIA, CRAWLEY, WA 6009, AUSTRALIA)
資料名： Journal of Central South University  (Journal of Central South University)
巻： 24  号： 3  ページ： 720-725  発行年： 2017年 
JST資料番号： W1117A  ISSN： 2095-2899  CODEN： JCSUBS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 均一性と不均一性は,本質的に2つの異なる概念である。粒子の長さスケールにおいて,岩石はそれらの成分と空隙率において強い不均一性を示す。多孔性の不均一性がランダムな一様分布に従うとき,不均一間隙率場における空隙率の平均値と分散の両方を用いて,多孔性場の全体的不均一特性を反映することができた。本研究の主な目的は,計算機シミュレーション法による流体飽和岩石における化学的溶解前線不安定性に及ぼす多孔性不均一性の影響を調べることである。関連する計算機シミュレーションの結果は,以下のことを示した。1)化学的溶解前線の伝搬速度は,初期間隙率における最終空隙率と平均空隙率の差に逆比例するので,気孔率不均一性の程度の増加は,初期間隙率場における空隙率の平均値の増加と化学溶解前線の伝搬速度の増加を引き起こす。2)初期間隙率場における気孔率の分散の増加は,流体飽和岩石における化学溶解前線の不安定性確率の増加を引き起こす。3)。初期の間隙率場における空隙率の平均値が大きいほど,超臨界化学溶解系における化学的溶解前線変化の不規則な形態が速くなる。このことは,化学溶解系の不規則な形態が,化学溶解系が超臨界段階にあるときに,均一性のそれよりも不均一性の多孔性場においてより速く成長することを意味する。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *不安定性 ,  多孔性 ,  超臨界 ,  *空隙率 ,  *岩石 ,  *不均一性 ,  計算機シミュレーション ,  *溶解
準シソーラス用語： 伝搬速度 ,  一様分布 ,  長さスケール , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： porosity heterogeneity ,  chemical dissolution ,  front instability ,  computational simulation ,  porous rocks

分類 (1件)： 機械的性質  (WB02030U)

タイトルに関連する用語 (6件)： 流体 ,  化学 ,  溶解 ,  不安定性 ,  間隙率 ,  不均一性