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J-GLOBAL ID:201702229737928502   整理番号:17A0040069

チエノチオフェンジオン系およびキナクリドン系半導体高分子の秩序構造および電荷輸送性に及ぼすアルキル側鎖の分岐位置の影響

Effects of branching position of alkyl side chains on ordering structure and charge transport property in thienothiophenedione- and quinacridone-based semiconducting polymers
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資料名:
巻: 49  号:ページ: 169-176  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: F0612A  ISSN: 0032-3896  CODEN: POLJB8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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著者らは,半導体高分子の側鎖上のアルキル基の分岐位置の影響を検討するため,チエノチオフェン-2,5-ジオン(PTTD4Ts)およびキナクリドン(PQA2Ts)に基づく2種類の半導体高分子を合成した。2-デシルテトラデシル,3-デシルペンタデシル,4-デシルヘキサデシルおよび5-デシルヘプタデシル基を用い,次いで分岐位置を,第2炭素からおよび主鎖から第5炭素まで系統的に変化させた。これらの分岐側鎖を,PTTD4Tの場合はチオフェン環に,PQA2Tの場合はキナクリドン単位に導入した。高分子薄膜は,光吸収スペクトルには小さいが明確な差を示し,分岐状態に基づいて固体状態での分子間相互作用が変化することを示唆した。すれすれ入射X線回折研究は,分岐位置が主鎖から離れるときに双方の重合体のπ-πスタッキングのd-間隔が減少し,分子間相互作用が増強されたことを示した。したがって,アルキル基が導入されたコアにかかわらず,分岐位置は,立体障害を抑制することによる可能性が最も高い重合体の秩序構造を効果的に改善した。PTTD4Tは分岐位置と電荷キャリア移動度との間に明確な相関関係を示さなかったが,PQA2Tの移動度は,分岐位置が主鎖から離れるにつれて徐々に増加した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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重縮合  ,  高分子固体の物理的性質 
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