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J-GLOBAL ID:201702229788259096   整理番号:17A1067583

主要植物集光性アンテナ,LHCIIにおける励起および電荷移動状態のコヒーレント混合の証拠【Powered by NICT】

Evidence for coherent mixing of excited and charge-transfer states in the major plant light-harvesting antenna, LHCII
著者 (5件):
資料名:
巻: 19  号: 34  ページ: 22877-22886  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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植物からの主要な集光アンテナ,LHCIIは光合成において二重の役割を果たしている。低光では,光収穫機であるが,高い光では光損傷から生物を保護することを消光剤である。これら二つの直交条件間のスイッチング機構は蛋白質動力学的無秩序と光防御的エネルギー散逸により仲介される。特に後者は分光学的に「暗い」状態を経由した部分的に起こると考えられている。はホウレンソウからのLHCII三量体におけるこのような状態を探索し,室温および77K2次元電子分光法を用いて,LHCIIの低エネルギー側の吸収クロロフィル間のコヒーレント相互作用は集光と光保護に関与していることを領域であることを検討した。2次元拍動頻度マップは強い励起子特性を有する四周波数を同定することができた。特に,筆者らの結果は,低エネルギー励起子状態と結合した低エネルギー状態の存在を示した。Chl a603 b609ヘテロダイマー内の電荷分離状態を含む混合励起子電荷移動状態に帰属し,Chl a602 a603励起状態からのいくつかの双極子強度を借用。このような状態は光防護の役割を果たし,蛋白質動力学的無秩序の特異的かつ環境的に制御された実現と結合した可能性がある。2D周波数マップで観測されたコヒーレンスの同定と帰属は,励起子状態の構造および励起状態と電荷移動状態の混合はLHCIIにおける共鳴振動にこれらの状態の結合により影響されることを示唆した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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ピロールの縮合誘導体  ,  光化学一般 

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