希ガス計数を利用したプルーム通過時間帯決定によるモニタリングポスト測定値を用いた空気中<sup>131</sup>I濃度推定手法の改良

山田純也; 山田純也; 橋本周; 瀬谷夏美; 羽場梨沙; 武藤保信; 清水武彦; 高崎浩司; 横山須美; 下道國

文献

J-GLOBAL ID：201702229821270508 整理番号：17A0512112

希ガス計数を利用したプルーム通過時間帯決定によるモニタリングポスト測定値を用いた空気中¹³¹I濃度推定手法の改良

Improvement of Estimation of ¹³¹I Concentrations in the Air Using Data Measured by Monitoring Posts Applied by Determination of Passing-through Time of Plume Using Noble Gas Counts

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資料名：
巻： 52 号： 1 ページ： 5-12 発行年： 2017年03月
JST資料番号： G0814B ISSN： 0367-6110 CODEN： HOKBAQ 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：日本 (JPN) 言語：日本語 (JA)

現在,モニタリングポストは主に空間線量率を測定する目的で運用され,モニタリングポストで測定される波高分布から空気中¹³¹I濃度を推定する方法(モニタリング法)の開発が,進められている。本研究では希ガス(¹³³Xe)計数値の時間変化からプルームの通過時間を決定する方法を新たに考案し,モニタリング法の改良を試みた。この改良は,福島第一原子力発電所事故を受けて,考案されたものである。改良されたモニタリング法は,モニタリングポストによる自動測定しか継続できない混乱した状況下における迅速な内部被曝線量の推定手法として有効な手法に成り得ると考えられる。なお,今後の検討課題として,次の事が挙げられる;(1)沈着計数価の弁別方法の改善(2)モニタリングポストの設置環境の違いによる空気中¹³¹I濃度への定量的な影響評価(3)妨害核種存在下の推定方法の検討(4)空気中¹³¹I濃度の均一性が担保されない状況における適用性。

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環境の汚染及び防止

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希ガス計数を利用したプルーム通過時間帯決定によるモニタリングポスト測定値を用いた空気中131I濃度推定手法の改良

希ガス計数を利用したプルーム通過時間帯決定によるモニタリングポスト測定値を用いた空気中¹³¹I濃度推定手法の改良