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J-GLOBAL ID:201702229915416512   整理番号:17A0500539

低炭素鋼中のラスマルテンサイトの加工硬化挙動に及ぼす溶質炭素の影響

Effects of Solute Carbon on the Work Hardening Behavior of Lath Martensite in Low-Carbon Steel
著者 (6件):
資料名:
巻: 57  号:ページ: 181-188(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: F0100A  ISSN: 0915-1559  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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一軸引張荷重下の15%以下の歪レベルにおいて,ラスマルテンサイトの加工硬化挙動および転位密度の変化を調べた。溶質炭素含有量が増加すると,加工硬化率および転位の増殖が著しく多くなることが明らかになった。動的歪時効挙動を調べて変形中の可動転位密度の変化を評価し,炭素含有量が高くなると,可動転位が消滅することが分かった。変形中の可動および不動転位密度の変化を明確にするため,改良Kocks-Mecking-Estrinモデルを提案してこれらの知見をさらに調査した。モデルベース解析から,炭素は,転位の移動度を低減することによって,転位セルの生成を地点することが示唆された。これらの知見は,透過型電子顕微鏡を用いた転位構造の観察と良く対応した。(翻訳著者抄録)
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著者キーワード (4件):
分類 (2件):
分類
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変態組織,加工組織  ,  機械的性質 
引用文献 (30件):
  • 1) K. Nakashima, Y. Fujimura, H. Matsubayashi, T. Tsuchiyama and S. Takaki: Tetsu-to-Hagané, 94 (2008), 459 (in Japanese).
  • 2) W. C. Leslie and R. J. Sober: Trans. ASM, 60 (1967), 459.
  • 3) S. Morito, H. Yoshida, T. Maki and X. Huang: Mater. Sci. Eng. A, 438-440 (2006), 237.
  • 4) H. Kitahara, R. Ueji, N. Tsuji and Y. Miyamoto: Acta Mater., 54 (2006), 1279.
  • 5) G. Krauss: Mater. Sci. Eng. A, 273-275 (1999), 40.
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