文献

J-GLOBAL ID：201702229916206069   整理番号：17A0981569

機能性および巨大分子塩化第二鉄安定化金ナノ粒子の静電的組織化

Electrostatic Assembly of Functional and Macromolecular Ferricinium Chloride-Stabilized Gold Nanoparticles

著者 (10件)： CIGANDA Roberto (Univ. Bordeaux, Talence, FRA) ,  CIGANDA Roberto (Universidad del Pais Vasco, San Sebastian, ESP) ,  GU Haibin (Sichuan Univ., Chengdu, CHN) ,  HERNANDEZ Ricardo (Universidad del Pais Vasco, San Sebastian, ESP) ,  ESCOBAR Ane (CICbiomaGUNE Unidad Biosupeficies, San Sebastian, ESP) ,  MARTINEZ Angel (CICbiomaGUNE Unidad Biosupeficies, San Sebastian, ESP) ,  YATES Luis (CICbiomaGUNE Unidad Biosupeficies, San Sebastian, ESP) ,  MOYA Sergio (CICbiomaGUNE Unidad Biosupeficies, San Sebastian, ESP) ,  RUIZ Jaime (Univ. Bordeaux, Talence, FRA) ,  ASTRUC Didier (Univ. Bordeaux, Talence, FRA)
資料名： Inorganic Chemistry  (Inorganic Chemistry)
巻： 56  号： 5  ページ： 2784-2791  発行年： 2017年03月06日 
JST資料番号： C0566A  ISSN： 0020-1669  CODEN： INOCAJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本稿では,フェロセンによる水中HAuCl₄の還元について,フェロセン終端デンドリマーを含む様々な置換フェロセンに拡張し,反応の実現可能性,速度および条件に対する立体電子効果を調べる。フェロセン置換基およびバルクの関数としての攪拌依存の反応速度の変動は甚大であり,嵩高で巨大分子のフェロセン誘導体の場合,過剰な撹拌速度はAuNP凝集をもたらす。フェロセン含有ポリマーを用いた反応は,必要に応じて容易にチオレート錯体化を続ける金ナノ粒子(AuNP)の安定化の新しい方法である。一連の反応で,フェロセン誘導体の酸化還元ポテンシャル,極性,サイズおよび形状が,反応速度,AuNPサイズおよびAuNP分散を決定する上で重要で重要な役割を果たす。多種多様な単純なフェロセン化合物で,安定性が高く,清浄で水溶性のフェリシニウム-AuNPが常に得られ,ほとんどの場合,多分散性が低いことは注目に値する。

シソーラス用語： *ナノ粒子 ,  *デンドリマ ,  反応速度 ,  *フェロセン誘導体 ,  自己組織化 ,  *自己組織系 ,  電子効果 ,  凝集 ,  紫外可視吸収スペクトル ,  金錯体 ,  静電相互作用 ,  還元
準シソーラス用語： *金ナノ粒子

分類 (2件)： 鉄の錯体  (CE01091H) ,  分子化合物  (CE02000C)

物質索引 (1件)： 1,3,5-トリス[1,7-ビス[[4-(2,4-シクロペンタジエニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イルメチル]ジメチルシリル]-4-[3-[[4-(2,4-シクロペンタジエニル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イルメチル]ジメチルシリル]プロピル]ヘプタン-4-イル]ベンゼン

タイトルに関連する用語 (5件)： 巨大分子 ,  塩化第二鉄 ,  安定化 ,  金ナノ粒子 ,  組織化