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J-GLOBAL ID:201702229946873167   整理番号:17A0451318

熱エネルギーの貯蔵と検索のための新しい固体-液体相変化材料としての多重脂肪酸共晶の相図,共晶の質量比と熱エネルギー貯蔵特性【Powered by NICT】

Phase diagrams, eutectic mass ratios and thermal energy storage properties of multiple fatty acid eutectics as novel solid-liquid phase change materials for storage and retrieval of thermal energy
著者 (1件):
資料名:
巻: 113  ページ: 1319-1331  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0667B  ISSN: 1359-4311  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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三元共晶,四元共晶混合物と五元共晶のような二成分系と多重脂肪酸共晶のシリーズを,溶融混合とそれに続く超音波処理法により五種類のカプリン酸(CA),ラウリン酸(LA),ミリスチン酸(MA),パルミチン酸(PA),ステアリン酸(SA)のような個々の脂肪酸を用いて固体-液体相変化材料(PCM)として調製し,開発に成功した。二元/多重脂肪酸共晶の共晶相図をSchrader方程式とMATLABソフトウェアに基づいてプロットし,分析し,その共晶質量比は共晶相図と示差走査熱量測定(DSC)分析により精密に決定した。理論計算共晶質量比の間の偏差といくつかの脂肪酸共晶の実験的に決定した共晶質量比はDSC分析から得たデータ,脂肪酸の不純物と計算の累積誤差の実験誤差に起因すると考えられる。DSCの結果は,合成した脂肪酸共晶の相変化温度とエンタルピーは混合物中の成分の数の増加と共に徐々に減少することを示した。調製した二元共晶,三元共晶,四元共晶混合物と五元共晶の融解ピーク温度は約22~56°C間で変化し,約18から49°Cへ,約19~32°Cおよび約17°Cからであった。それらの最小と最大融解エンタルピーは約127.2kJ/kgと204.7kJ/kgであった。Fourier変換赤外分光法から得られたスペクトルは二元/多重脂肪酸共晶は単一脂肪酸と同様のカルボキシル基を示し,安定な化学特性を持っていることを示した。開発した脂肪酸共融混合物した太陽熱温水暖房システム,建築物エネルギー貯蔵システム,熱制御繊維のような低温熱エネルギー貯蔵用途に適している。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
相変化を伴う熱伝達  ,  エネルギー貯蔵 

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