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J-GLOBAL ID:201702230011607041   整理番号:17A1480234

デルタオピオイド受容体作動薬はオートファジーを調節することによりリポ多糖類誘発心筋障害を減弱する【Powered by NICT】

Delta opioid receptor agonist attenuates lipopolysaccharide-induced myocardial injury by regulating autophagy
著者 (6件):
資料名:
巻: 492  号:ページ: 140-146  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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以前の研究では,敗血症における心筋損傷に対するDADLEの保護効果を報告した。最近,オートファジーは敗血症関連心筋障害における先天的防御機構であることが示されている。しかし,DADLEは自食効果を持つかどうかはまだ解明されていない。本研究は敗血症時のオートファジーの調節に及ぼすDADLEの影響を調べることを目的とした。雄マウスはLPSまたは賦形剤腹腔内注射を行った。LPS注入後,マウスはDADLE,ナルトリンドールまたは賦形剤を投与した。ELISAおよびJC-1を用いて,レベルcTnIとミトコンドリア膜電位を評価した。心臓超微細構造とオートファゴソームを透過型電子顕微鏡により可視化した。相対蛋白質レベルは,ウエスタンブロットにより分析した。結果は直ちにまたはLPS腹腔内注射4時間後に両DADLEによる処理は内毒素血症マウスの生存率を改善することを示した。DADLEはLPSにより誘導される心筋超微細構造損傷を容易にすることができ,この心臓保護効果も増加したMMPレベルで見られ,cTnIレベルを低下させた。透過型電子顕微鏡とウェスタンブロットの観察を通して,オートファゴソームの量及び関連蛋白質LC3II,ベクリン1オートファジーの発現はDADLE処置で有意に増加したことを発見した。DADLEは増加したLAMP-1蛋白質レベルと減少したSQSTM1/p62蛋白質レベルによって示されるように,LPS誘導オートファゴソーム成熟を促進した。選択的δ-オピオイド受容体きっ抗薬ナルトリンドールは反対の影響を果たしている。DADLEは生存を改善し,LPS誘発性内毒血症マウスにおける心筋機能不全を保護することができる。この効果はオートファジーの増加と関連していた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  細胞構成体の機能 

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